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【香港-18】香港・XH-Cafe~限りなくフリーダムな楽園~(第81回)


女子高ってこんな感じ?


増加の一途を辿る香港女僕咖啡に、訪問がまだまだ追いついていないのが実情ですが…。ともあれ、コロナ禍以降に開店した、旺角の『XH-Cafe』を訪れます。
場所は旺角、油麻地の各駅のほぼ中間地点。どちらの駅からも徒歩6,7分で到達できます。向かいに『イオンスタイル旺角』(まさに日本のイオンスーパーといったところ)がある、と言えば分かる人は分かるかもしれません。

店舗は21階という高層フロアに。とはいえ景色が望める席はあったかな…?
高級ラウンジの入口のようなドアに若干怖気づきますが、勇気を出して呼び鈴を押しましょう。

当日はあるメイドさんの生誕節ということで、30人ほどが入れそうな店内は大いに賑わっていました。ギリギリ空席に滑り込みます。
4~5人のメイドさんがいらっしゃいましたが、日本語での会話は難しい模様。代わりに、たまたまいらっしゃったこのカフェのオーナーの男性(?)が日本語に長けており、様々な話を伺うことができました。(カフェ出資者の一人…とおっしゃっていましたが、オーナーと呼べばいいのか分からずじまいでした)

料金は複数サービスのセットとなっており、A~Eがありました。港幣128元~の設定で、フード、チェキ枚数、ライブ有無によって変わってくるようです。
店内は割と広く、奥にはバーカウンターステージがあります。バーテンダー?の方もとても親切に接してくれました。
ステージは、特に何時からライブがある…というわけでもなさそうで、女の子達は自由気ままに、気の向くままにダンスやお歌を披露してくれます。これだけで、このお店の自由度が計り知れました。
鈍感な私も察しました。(イベント時だから尚更、とも考えられますが)この『XH-cafe』はとんでもなく自由。女の子達がまるで女子高の休み時間のようにはしゃいでいたのです。

オーナー曰く、香港の女の子達は「全然言うことを聞かないw」とか。もちろん信頼関係があってのことでしょうが、オーナーに軽口を叩き、挙げ句殴ることも(笑)。メイドさん達はお客さんの隣に座っておしゃべりしたり、スイーツや食事を楽しんでいたり、カードゲームに興じたり。❝メイドさん❞感はあまりなく、むしろ気さくな友達といった雰囲気です。
それもそのはず、「彼女達は❝遊びに❞来て食事は食べ放題」とオーナーさんが冗談を飛ばすほどだからです。確かに香港女僕咖啡は日本のそれに比べて圧倒的に自由(まずメイドさんがお客さんの隣に座るのは、日本では法的にあり得ません)なのですが、このカフェは群を抜いて自由な気がします…。

言葉が通じないながらも、メイドさんや他のお客さんと共にゲームも楽しみました。UNO(発音は「ユノ」)は万国共通ですからね。そして40手前のおっさんの心臓には悪い「黒ひげ危機一髪」も(笑)。いやはや、若い子たちの反射神経や頭の回転が羨ましくなることしきりでした。
セクシーな衣装を身に纏った子や、セーラー服(夏服)姿の子が「ヤバい!」など、いくつか知っている日本語でコミュニケーションを取ってくれます。こちらも若返る気がする楽しい時間でした。

香港の労働基準法がどんなものかは存じないのですが、メイドさん達の平均年齢は非常に若いとのことで、20歳を切っているそうです。私が出会った子の中にも、17歳、そして15歳の子も! 近くの『イオンスタイル旺角』に買い出しに出かけ、本来は提供していないアルコール(ビールや日本酒)をオーナーさんのご厚意で頂きながら、「確かにそんな子たちをまとめていくのは大変そうだなあ…」と、他人事ながら感心したのを覚えています。
明日はメイドさん達と一緒に深圳に行くとのこと。レクリエーションを通じて連携も図っているようでした。

ちなみに、オーナーさんからは多くの内輪話を伺いました。さすがにここに書くのははばかられる楽しい話もあり、その辺は伏せておきます。何にせよ、オーナーさんやメイドさん達のご厚意に触れ、愉快なひと時を過ごすことができました。ありがとうございました。


★お店の情報

アクセス:MTR油麻地駅A2出口徒歩6分
住所:香港旺角登打士街 登打士廣場21樓2105-2106室
営業時間:平日16時~22時 土曜・休日14時~22時


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