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【韓国-5】ソウル・もえもえきゅん maid cafe~❝もえもえビル❞を制覇せよ!①~(第114回)
現状、韓国唯一のメイドビル
日本では、一棟のビルに複数のメイドカフェ・コンカフェが集まっていることが珍しくありません。東京・秋葉原の『あっとほぉーむカフェ 秋葉原本店』のように同じ店や同系列の店舗が各フロアに分散している例があれば、運営元が全く異なるカフェが各フロアに入居している例もあります。まさに百花繚乱の様相を極めていると言えるでしょう。
視点を変えて、韓国を見てみましょう。日本と比べれば圧倒的にカフェの件数が少ない韓国、さすがにそんなケースはないのでは…と思いきや、ありました! 同系列の店舗が3軒、同じビルに集まっているのです。各店舗ごとにコンセプトを変えているよう。
今回は第一弾として、『もえもえきゅん maid cafe』(메이드카페 모에모에큥)を紹介します!
まずは王道系から攻める
名称からして王道系と言えるこのカフェは、弘大エリアに位置していますが他のお店とは少々離れた場所にあります。例によってGoogle Mapを貼っておきます。最寄り駅はソウル地下鉄2号線・6号線が交差する合井(합정역)。7番出口から出て、大通りを右にまっすぐ進みチキン料理店のある角を右に曲がれば、まもなく独特の風貌を見せる❝もえもえビル❞が見えてきます。
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メイドカフェ・コンカフェはビルの1、2、3階に位置しており、ハシゴも簡単です。
さて、実際に中(2階)に入ってみましょう。ここで私は大きなミスを犯します。気付かぬうちに、一匹の「同行者」を連れていたのでした。可愛いメイドさん達と大勢のお客さんがいらっしゃるカフェに入って間もなく、異変が発生します。
やけにセミの声がうるさい。他のお客さんがなぜか私に注目しています。何だ、そんなに日本人が珍しいのか…と思ったら、私の背中に蝉がくっついているではないか!
プチパニックに陥る店内と私。ともなくして、蝉は店内のカーテンにへばりつきます。虫が苦手な私には処理できない…。しかし、そこはプロのボーイさんが無事外に逃がしてくれました。本当に申し訳ない。それにしてもセミよ、いつから私に好意を持っていたんだ?
そんなお店に迷惑をかけた私ですが、出禁になることもなく歓迎してくれました。20席ほどがほぼ埋まった店内で、優しく声をかけてくれたメイドさんが。カタコトの日本語ではなくネイティブです。どれだけ勉強したんだ?と思いきや、彼女は日本人メイドでした(笑)。とても真面目そうな黒髪ロングヘアの女の子ですが「ギャルになりたい」とのこと。うーん、そのままがいいんじゃないかな…?
メニューはスタンダードなオムライスやパンケーキなど。韓国らしく、オムライスは普通かキムチ入りかを選べました。スラッとしたメイドさん、こちらはカタコトが可愛いなあ…と思いつつ、やはり60分という時間制。色々なメイドさんと話したり、オムライスを頂いたりチェキを撮ったりしているうちに、時間はあっという間に過ぎていきました。
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もちろん定番のケチャップお絵描きもあり。ネコチョイスもド定番ですな。
★お店の情報
アクセス:合井駅7番出口6分
住所:ソウル市麻浦区ドクマクロ6ギル16 2階
営業時間:平日15:00~20:30 土曜・休日14:00~20:30