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【韓国-7】ソウル・もえもえまつり concept café~❝もえもえビル❞を制覇せよ!③~(第116回)
最後は❝日本の夏祭り❞へ
順調に❝メイドビル❞を廻っていく私(『もえもえきゅん maid cafe』『もえもえデビル』を参照)。最後は、「お祭り」がテーマのコンカフェへ突入しました。スタッフのお兄さんの粋な計らいで、ちょうど来店時間帯の枠を確保してくれたのです。無事、カウンターの一席に座ることができました。
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内部を一瞥すると、20席ほどがある客席はほぼ埋まっています。全体的に❝和❞テイストに染まっているのは予想の範疇。ですが、メニューを見てびっくりしました。
たこ焼き、焼きそば、かき氷、ラムネ…ほとんど❝日本の夏祭り❞と一緒ではないですか。しかも、雰囲気を出すためか日本語のフォントが大きく、韓国語は控えめ。これはこれで、しっかりコンセプトが確立されていると言えるでしょう。
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たこ焼きは、メイドさん…いや巫女さんと一緒に作るという点も気になります。
巫女さんは4、5人ほど。皆さん浴衣っぽい衣装を着ておられます。早速、難なく日本語が話せる子が接客に来てくれました。
最初に現れた子は、浴衣の着方が逆(「左前」…右手側が上になっていた)だったのは、適当に着てしまったからだそう(笑)。一人は以前関西に数年住んでいた(留学?)こともあり、出てくる言葉は大体関西弁。一体私は、本当に韓国にいるのでしょうか?? 友人達も皆関西弁を使うから、影響されるのは無理ないでしょうね。
彼女は何と、大阪のコンカフェでアルバイトをしたこともあるそう。全くそつなくこなせそうな語学力ですが、お客さんへの❝ドリンクのおねだり❞は性格的にうまくできず苦労したらしいです。そういえば、「京都には表と裏の顔がある」と言ったのもこの子だったでしょうか。数年住まれているとはいえ、日本のローカル事情までインプットされているのは凄いなと思います。
そのうち、「あ、セミの人だ!」という声が。そう、「メイドビル」のメイドさんは各店を兼任することもあるみたいで、先ほど私が『もえもえきゅん maid cafe』でやらかしたセミを連れて行くという失態を見ていたようです。私がその顛末を話すと皆大爆笑。こんなことが持ちネタになるとは思いませんでした! ちなみにセミは、韓国語で「メミ」(세미)と言うそう。
小娘たちに「メミ、メミ~!」と笑われながら、隣のチェキ部屋でツーショットを撮って頂きました。こちらの背景も日本テイストで、和傘も小道具として使えるので雰囲気が出ます。
ここの滞在時間も1時間制で、やはりあっという間に過ぎていきました。メイドビル、これにて制覇です!
★お店の情報
アクセス:合井駅7番出口6分
住所:ソウル市麻浦区ドクマクロ6ギル16 1階
営業時間:16:00~22:00