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【台湾-38】※閉店 台中・貓貓領域女僕咖啡~メイドカフェ×ネコカフェ~(第97回)


メイド好きにもネコ好きにもたまらない空間


 「ネコカフェ」というジャンルを生み出した人は天才だと思います。あんなに自由気ままで人間を翻弄させてくれる生き物を愛でられるお店、まさにオアシスでしょう。まあ私は猫好きではありつつも、アレルギー持ちなのもあり一度も訪れたことはないのですが…。
猫に対する人類の愛情の深さは台湾でも同じようで、メイドカフェでも時折「犬派?猫派?」の熱い議論が繰り広げられます。一方で、そんな可愛い猫とメイドさんに同時に逢えるお店も台湾には実在。かつて台中にあった『貓貓領域女僕咖啡』もそんなメイドカフェの一つでした。英語名は「Neko Area Maid Cafe」。店名からして「名は体を表す」の典型例かもしれません。(追記:移転開業する可能性もあります)

場所はメイドカフェが複数店集まる一中街の一角。台中駅からは徒歩25分以上かかるので、路線バスを利用するのが得策です。
いざ到着すると、1階は受付・お会計と10席ほどの客席、地下1階がメインの客席となっていました。人気店のようで、初めて足を運んだ時は満席で入店できず。二度目で潜入に成功した際も、残り3席ほどというギリギリの状況でした。

目立っているパステルピンクの外観。「猫」の表記が散策者の興味を誘っていたようです。

に配慮しているのでしょう、自動の装置で靴にビニールをかけてもらってから入店。パフェ+ドリンク+チェキのセット(420元)を注文ししばし席に着いていると、2匹の毛並みが立派な猫ちゃんが視界に入ってきました。噂通り(?)ここに常駐しているようです。白猫の方は午後のお昼寝タイムに入っている様子だったが、やがて客席の方に降臨。茶色の猫は絶え間なく店内を歩き回っている。この気ままさがたまらない…!

昼寝していたかと思ったら私の足元までやって来た気ままな白猫さん。人慣れしています。
もはや貫録さえ感じる猫さん。なお、猫じゃらしの魅力には見事に降参していました。

もちろん、メイドさん達の可愛さも負けてはいません。4、5人ほどいらっしゃるメンバーでライブを披露してくれました。私はよく知りませんでしたが、中文歌で「‎SING女团」というアイドルグループの曲のようです。
もはや伝統的に知名度が高い「残酷な天使のテーゼ」も聴くことができました。ちなみにサイリウムはお店のロゴ入り。ファンとしてはゲットしたい逸品の一つです。

パフェとドリンクのお絵描きは当然のごとく猫。歩き疲れた身体に染み渡る美味しさでした。

束の間ですが、メイドさんとの会話も楽しむことができました。明るくて日文に長けている女の子は、下班(勤務終了)間近だったが快く話して頂けることに。自らの「イング」という名の由来を聞かれつつ、2時間ほどはもうあっという間。猫ちゃんに対する猫じゃらしの威力もまた、身をもって知った滞在でした。移転開業の噂も流れているので、またどこかであの猫ちゃん達に会えるかもしれません。


★開店当時のお店の情報★

アクセス:台鉄台中駅から路線バス12路崇德幹線などに乗車し中興堂バス停下車徒歩2分
住所:台中市北區精武路320-7號
営業時間:12時~21時30分


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