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【台湾-19】※閉店 台北・路希女僕學院~平均年齢低めの学園系カフェ~(第65回)


シックな雰囲気の中で❝学生❞と会話を楽しむ


前回の『蕾娜希塔女僕咖啡廳』に引き続き、MRT文湖線沿いの女僕咖啡(メイドカフェ)を巡ります。コロナ禍前には、文湖線で行けるカフェはなかった(はず)なのですが、私が台湾に行けない間に新規開店が相次いだようです。これはカフェハンターの腕が鳴るというもの。
訪れたのは『路希女僕學院』。MRT六張犁駅からロータリーを通り、基龍路を南下して徒歩ほんの3分ほどで到着しました。(あいにく現在は閉店しています)

実は屋号の看板がなく(2023年2月訪問時)、存在を知らなければスルーしてしまいそうでした。手書きの小さな看板が可愛らしい以外はかなりスタイリッシュな外観で、お洒落な雰囲気です。

時は日曜日の夕方前。鈴を鳴らし入店してみると、2、3人ほどのお客さんがいらっしゃいました。台北中心部から離れた立地ゆえ、常連さんが通う秘境メイドカフェ…といった風情でしょうか。
出迎えてくれたメイドさんは2人。他のカフェで耳にした「路希女僕學院のメイドさんは若いよ」の台詞はどうやら本当みたいで、端正な顔立ちながら幼さが残る子も。日本語は厳しく、会話は中文とGoogle翻訳経由で、のんびり行うことになりました。やはり語学は身に付けた方がいいです。翻訳アプリの精度が上がっているとはいえ、まどろっこしいものがあります。

低消(最低消費額)は200元と、多くのカフェと同様のシステムです。私はケーキ(180元)とドリンク(150元)、チェキ(180元。追加料金で、後日渡してくれる宿題チェキもあり)を注文しました。チェックの柄がお洒落な、ブリティッシュスタイルの制服が素敵です。
チェキを撮った子とは、彼女がサスペンス、ホラー、ミステリーが好きとか、アニメは「チェンソーマン」を観るとか、アプリと超簡単な中文で会話しました。「日本と台湾のメイドカフェは同じですか?」の質問は、「言われてみれば…」と深い問いかけ。通っているからには回答を準備しておきたいものです。あれ、前もこんなこと思った気が…。

ストロベリーアイスがのったケーキのプレートには、上手なドラえもんの絵が描かれました。

「太った」「食べ過ぎたw」と彼女は笑っていましたが、自身の話ではありません。お絵描きしてくれたドラえもんのことです。ドラえもんは元々129.3kgもある巨漢なので大丈夫ですw
チェキには「初めて会いましょう」と、おそらく一生懸命に調べた日本語を描いてくれました。異国から現れた不審な男でももてなそうと、奮闘してくれるメイドさん、ありがたいことです!
他にも「初めて日本に行くよ!目的地は広島」と、初日本にしては意外なところを突いてくる子、後に出勤された日本語が話せる小顔の子、こんな子達と楽しいひと時を過ごすことができましたた。うーん、まだまだ巡って新しい発見を続けたいものでしたが…。残念です。


★開店当時のお店の情報★

アクセス:MRT六張犂駅徒歩3分
住所:台北市大安區基隆路二段225號
営業時間:12時~21時30分


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