【台湾-23】台南・月讀女僕咖啡台南店～駅チカのメイドカフェならこちら～（第69回）
「末廣町」の聖地にカフェが進出？
台南といえば、以前紹介した歴史の長い女僕咖啡『末廣町女僕咖啡館』が唯一のカフェでした。猫にも触れ合える小規模でアットホームなお店でしたが、旅行者としては駅から20分ほど歩くのが難点（もちろん路線バスも使えますし、時間をかけて行くだけの価値があります）。
そこに、あの「月讀グループ」が進出してきた、というわけです。台南は台湾の都市中で人口第6位、190万人近くの人口を擁するそうですから、それも当然かもしれません。場所は台南駅から近く、徒歩で問題なく向かえます。
駅に到着したら、出るべきは前站（栄えている方）。駅前のラウンドアバウトを出て、中山路という大通りを進みましょう。
やがて、近代的なファッションビル『Focus時尚流行館』が見えてまいります。今回目指す『月讀女僕咖啡台南店』は、こちらのビルの7階でお店を構えています。
こちらは、2023年5月まで営業していた『月讀女僕咖啡大直ATT店』に雰囲気が似ていました。すなわち、若者が集まる商業ビル内にオープンな感じでカフェを開いていることです。
ピンクを基調とした店内には大勢のお客さんが居り、メイドさんは4～5人いらっしゃいました。月讀ではスタンダードと言える正統派のメイド服を着用され、お店の壁にはその衣装が飾られています。なかなか大きなお店で、大体50人くらいは入れそうな広さでした。
飲み物は120元～、チェキは200元。この辺はグループ共通価格？
日本語を話せるメイドさんはわずかだったため、翻訳アプリなどを使い会話、注文することに。つい1か月前にも頂いた気がする、初心者向け「焼きそばパン＋オリジナルドリンク＋チェキ」のセットを注文しました。
ありがたいことに、魔法は多くが日本語であるところ、中文にてかけて頂くことに。「好吃, 好吃, （…あとは聞き取れず！）♪」と、聞き慣れない魔法は何だか新鮮な感じ。チェキもその子と撮ってもらうことにしました。
鬼滅やワンピースが好きな子と少し会話を。どこかのカフェでも聞きましたが、やはり「サンエン台湾」の知名度はメチャメチャ高い様子です。メイドさんは彼らの学習意欲を賞賛していました。
それはその通りだと思います。メンバーの多くが日本人として中国語を学ぶところから入り、工夫や努力を重ねた結果、外国人Youtuberとしては異例であろう『台北小巨蛋』（台北アリーナ）でのライブまで開催したのですから。あの蔡英文総統ともお会いしており、❝台湾で二番目に知られている日本人❞と称されているのだとか。…話は脱線しましたが、とかくサンエン台湾の人気と面白さは凄いんです！
さて。ひとしきり楽しみ、最後にとあるものを見つけました。台中の『月讀女僕咖啡台中店』でも見つけた、「前進吧！高捷少女」とのコラボ企画時の立て看板です。
コロナ禍で私が台湾に渡れない時期に開催され忸怩たる思いをしていたのですが、こうやって看板だけでも残して下さっているのは非常にありがたいもの。もちろんしっかり撮影させて頂きました。
クールビューティーな印象があるだけに、このメイド服姿は破壊力が高いです（笑）。
余談ですが、最近の若い子達（この発言がもうオジサン）と話していると、YoutuberのみならずVTuberの話題もチラホラ出てきます。私はその辺本当に詳しくないので、台湾人メイドさんから日本のおススメVTuberを逆に教えてもらうことも。
どこまでも日本コンテンツに詳しい彼女達に、尊敬の念すら抱いたのでありました。もっと脳を若くしないとな…。
★お店の情報★
アクセス：台鉄台南駅前站下車徒歩4分
住所：台南市中西區中山路166號 Focus 時尚流行館7樓
営業時間：11時～22時