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【台湾-42】高雄・十獨十合女僕咖啡廳~サンドウィッチとコーヒーで寛げるカフェ~(第103回)
ハリー・ポッターコスプレを見ながら三明治を賞味
高雄捷運の中央公園駅といえば、高雄訪問当初から何度か足を運んだ場所です。「前進把!高捷少女」にも登場した、「飛揚」と呼ばれる1番出口のアーティスティックな様はまず注目したいところ。
他にも、以前は月讀チェーンの支店である『月讀女僕餐廳五福店』がお店を構えており、以前は『KIRABASE高雄店』があったことから、これまでに4、5回は駅に降り立ったでしょうか。
今回紹介するのは、そんな中央公園駅から徒歩圏内にあるメイドカフェ『十獨十合女僕咖啡廳』です。
2番出口を出て、五福路を西へ。ラウンドアバウトのような場所を越すとお店が見えてきます。向かいに『大立百貨』というデパートがありますので、こちらを目印にしても良いでしょう。出口からはおよそ10分でたどり着けます。
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「十獨十合」とはどういう意味なのでしょうか。調べましたが今一つ分かりませんでした。
入口にネオン風の看板が煌めく2階のお店はまったりムード。時間は日曜日の昼下がりです。お客さんは2、3人でメイドさんはお二人。20席ほどある店内は落ち着いた雰囲気で、お話ししたりボーッとして過ごすにも良さそう。意匠は学校のクラスルームに似ている気がしました。
長身のスラッとした女の子とお話。「前に会ったことありますよね?」…? 聞くと、1年前に訪れた『Amare』(現在は閉店)でトークしたことがあったのでした。色々なカフェに節操なく訪れていると、全てを覚えているのが至難の業になる…というか、きっと私の記憶力が減退しただけなのでしょう(笑)。大変申し訳ない。
そういえば、コスプレの写真を見せてくれた気もします。最近では京都や大阪を旅行したと話す彼女は、今もコスプレイヤーとして活躍中。Instagramにも多くの写真をアップしていました。
この日はイベントデーで、メイドさんお二人は「ハリー・ポッター」のコスプレをしています。一人はたどたどしい日文(可愛い)で、ハリポタ好きなのでこの日を心待ちにしていたとのこと。私は映画を全く観ていませんが、さすがにあのマントのような学生服は分かります。
チェキは再会記念で1枚、日文が可愛い感じの子とも1枚を撮影。「お二人とも良く似合っているなあ…」と思いながら、軽食の三明治(サンドウィッチ)とアイスコーヒーを頂くことに。ちなみに、期間限定のメニューとしてバタービールも提供中でした。
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「量産型、地雷系が好き」と話す女の子は、日本の今時の女の子とほとんど嗜好が変わらない気がしました。サンリオではマイメロかクロミ派だという。私はカワイイ文化も好きなので何となく興味がありますが、最近の若い子(表現がオジサン)は本当にクロミが大好きで、昔からのキティちゃんが一押しという子はむしろ少ないように感じます。
個人的にはキティさんが改めて注目されてほしいのだけど…。それとも、キティちゃんはドラえもんのようにもはや伝統的、普遍的なキャラクターとして認知されるフェーズに入ったのでしょうか?
それはさておき。「なぜ小港(高雄国際空港)から帰らない?」という問いかけに「日本への直行便はあまり飛んでいないんだよ」と率直な返答をすると納得していました。こんな感じで、終始まったりとしたトークを楽しむことに。
テンションアゲアゲのコンカフェっぽいお店も好きだけど、昼下がりには落ち着いた雰囲気のメイドカフェもまたいいものです。
★お店の情報★
アクセス:MRT紅線中央公園駅2番出口下車徒歩7分
住所:高雄市前金區五福三路58號2樓
営業時間:12時~21時30分