【香港-11】香港・Comma Cafe~看板ネコが可愛い英国風カフェ~(第74回)
落ち着いた雰囲気のメイド&ネコカフェ
コロナ禍の間にメイドカフェ・コンカフェが急激に増加したのは、日本国内や台湾だけではありません。香港もやはり、容易に訪問できない時期が続いた3年あまりの間に見知らぬカフェが随分と増えました。
場所は以前から紹介していた旺角・油麻地エリア(追記:その他のエリアにもポツポツと開業し始めています)。この一帯にカフェが集積し、もはや香港も❝メイドカフェ戦国時代❞に入ったと言えるでしょう。それでも、売り上げを競ったりドリンクをおごったりするようなお店はなく、賑やかかつ平和的なカフェが揃うというのが現状です。
今回は、以前紹介した『糖果工房 Sugar Factory Cafe』が入居する「恆威商業中心」にある『Comma Cafe 逗號咖啡廳』を訪れました。キュートな猫ちゃん2匹も自由気ままにくつろぐ素敵な空間です。
最初におことわりしますと、猫の写真はありませんのでぜひ現地に行って確かめてみてください!
最寄り駅はMTR荃灣線の油麻地駅。A1出口に降りると一番近いと思います。登打士街という通りを左折し、名もなき路地に足を踏み入れて下さい。割とすぐにビルが見つかります。
このビルには『Comma Cafe』以外にもメイドカフェが入居しています。玄関横の郵便受けにある表記で、フロアを今一度確認しましょう(14階にあります)。
たどり着いたら、いざベルを押してメイドさんをお呼びください。ネコが悠々と店内を歩く関係からか、まずは靴に被せるビニールのカバーを手渡されます。このおかげで、店内は床も含めとても綺麗というわけです。
アニマルカフェっぽくもある
店内の席数は10~15人が座れる程度で比較的小規模。メイドさんは4、5人いらっしゃいました。出迎えてくれたのは、カタコトの日本語を話せるメイド歴半年ほどという黒髪の女の子。
おそらくまだまだ勉強中の言語で一生懸命応対してくれる姿に好感が持てました。「それとも~」という口癖が可愛かったです(笑)。昨年(2022年)日本を訪れた、とも。「無職転生」や「推しの子」が好きとのことで、日文もアニメで覚えた部分が多いようです。
消費金額に関しては、ドリンク1杯で1時間、フードで2時間の滞在が可能でした。チェキはもちろん撮影しまして、確か45香港ドルくらい。黒髪の子と日文のニュアンスや旅行先(新界LRTの天水圍電停で撮影してたり…旅行好きのツボを心得ているようなw)について話す間も、時折ネコがテーブルに乗ってきたり。その自由さがたまらないですね。
そういえば、途中から大きめの犬も参戦していたような…さながらアニマルカフェの様相を呈していました!
改めて、香港メイドカフェで通用する言語についても述べておきましょう。話をした子曰く、「普通話(私達が言うところの「中国語」)は中学で習った」とのことで、日常生活ではあまり身近でない様子。当然最も一般的なのは広東語ですが、ここはやはり香港、英語も皆さん凄く上手です。
日本語を話せる子も多い一方で、もちろん全く話せない子もいるので「運が良ければ通用する」程度に考えておいた方が良いと思います。
ともあれ、翻訳アプリや英語を交えて話すひと時はかけがえのないもの。チェキもかなり丁寧に描いてくれました。時間がない時は、チェキを後日取りに来れるシステムもあります。私が今回利用しましたが、お店の入口横にチェキを収納するホルダーが数多くあるので、収納箇所を聞いておきましょう。後日、そちらでピックアップだけして帰ることもできます。
★お店の情報★
アクセス:MTR油麻地駅A1出口徒歩4分
住所:旺角登打士街36號 恆威商業中心14樓
営業時間:平日15時~22時 土曜・休日13時~22時