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【香港-14】※閉店 香港・Maid Encanto~こじんまりとしたアットホーム空間~(第77回)


女子校の一室に迷い込んだような…


旺角・油麻地に密集する香港女僕咖啡巡りはまだまだ続きます。今回紹介するのは、最近まで営業していた『Maid Encanto』。Encantoとはスペイン語で「魅力」を意味します。場所は2023年7月に訪れた当時は亞皆老街沿いの「皆旺商業大廈」にありましたが、同年10月現在は豉油街沿いの「昌記大樓」に移転し、その後閉店したようです。
香港のメイドカフェに限らずですが、お店は時折移転、一時休業などが行われる場合がありますので、訪問の折はSNSをかかさずチェックしましょう。

こちらは訪問当時の入居ビル。オタク向け商店が並ぶ雑居ビルの11階にお店がありました。

お昼過ぎの14時半頃、開店して間もない時間帯に突撃。かなりこじんまりとした店内で、10人入ったら満席になりそうな規模でした。❝穴場感❞が漂っています。(メイドさん達も「小さなお店」と称していました)
出迎えてくれたのはメイドさん2、3人と、おそらく非番で遊びに来ていたと思われる女の子2、3人。何だか女子校の部室?に迷い込んだ気さえします。もちろん突然の異邦人来訪に戸惑ってはいましたが、女の子たちが相談後、片言の日本語ができる子が話しかけてくれました。

至って殺風景な入口。初見殺しというか、本当に秘密基地の雰囲気が満載です。

で、意思疎通が不十分な人同士ではボードゲーム、カードゲームが最適! サイコロを振って出た目の分飛行機を進めて空港?を目指す、すごろくのようなゲームだったり。相手とマスが重なったら、相手の飛行機をふりだしに戻すことができるという逆転要素もあり白熱。
はたまた、万人がルールを知っているUNOだったり。といっても、UNOは私が知らなかった、裏表に数字が書いてありどちらを出すか選べるタイプ(「UNO FLIP」と言うらしい)でした。普段より一層、使ってない脳の瞬発力が鍛えられた気がします(笑)。

最低消費額は90香港ドル。このお値段で1時間滞在することができるというもの。この日はメイドさん達の一部が浴衣を着ていました。実はイベントデーだったとのこと。
とはいってもたまたま他にお客さんはいらっしゃらず、図らずも女子校の一角を占拠するようなハーレム状態を満喫できたのでありました(笑)。


★開店当時のお店の情報

アクセス:MTR油麻地駅E2出口徒歩4分
住所:旺角豉油街21-21B 昌記大廈8樓A室
営業時間:月~木17時~22時30分 金・土・休日16時~23時


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