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【台湾-35】台中・曙光† Aurore Maid Café~中世の雰囲気に包まれる~(第96回)


激戦区の一中街に魔法の世界が誕生


台中駅からは路線バスでのアクセスとなる、『國立臺中科技大學』東側に広がる一中街。日中から夜まで、ご当地随一のショッピング・グルメスポットとして人通りが絶えません。また、大学が近いこともあってか、学生が大きな顧客層となる女僕咖啡(メイドカフェ)も近年増加しています。
そのうちの一軒が『曙光† Aurore Maid Café』。中世と魔法の世界観をテーマとしたお店で、台中駅からは路線バスで「國立臺中科技大學」が最寄りのバス停となります。

「國立臺中科技大學」バス停からは徒歩2分。三民路から細い路地へ右折…眼前に店舗がある行き止まりの道が目印です。右手の店の並び4、5軒目に『曙光† Aurore Maid Café』が店舗を構えています。
実に目立たない雰囲気…事前知識なしで、通りすがりにふらっと立ち寄れる感じではありません。情報収集に長けたオタクさんだけが勝つ(?)のです。

こだわり抜いた雰囲気が漂ってくる外観。可愛いキャラ2人が立っているので、
ここまで来れば迷うことはないでしょう。路地さえ見つけられればOKです!

6つあるいは12個の投稿を一つの写真として表現するアーティスティックなインスタの情報を基にお店を訪ねると、日曜13時半過ぎで満席に近い盛況ぶり。あやうく入店できないところでした。
門前で出迎えてくれたメイドさんは二言、三言の会話ですぐに日本人と見抜いてくれ、親切に案内してくれます。キャパは30席くらいでしょうか、なかなか広いカフェです。

外観と共に、内部も凝った空間が。木目調で揃えた、まるで「ハリーポッター」にでも登場しそうな内観が目を引きます。横には「100万円する」とメイドさんが教えてくれた(本当か?)、謎の抽象画が置かれていました。
メイドさんの衣装はチャイナドレスが中心でしたが、やはり正装はメイド服だと思います。とはいえ、基本自由っぽいです。

こちらは、確かお店の前に掲げてあった立て看板。二人の美人メイドさんが目印。

接客してくれた女の子の中には、日文が上手なメイドさんも(本人は「不好!」と言っていましたが)。金髪の子は東京や名古屋を訪れたことがあり、もう一人は「軽井沢に行ってみたい!」のですが、時間と金がないらしく。誰とチェキを撮ろうか迷ってしまいますね。
頂いたのは、オムライス+特調(オリジナルドリンク)+チェキのセットで520元。唐揚げ、ケーキ、ドリンクなど各種メニューも豊富です。オムライスは一見何の変哲もないのですが、中にカレーが隠れている二度美味しい逸品でした。

しっかり猫を描いてくれました。量は普通でしたが、カレー入りオムライスは絶品!
特調は味の好みを聞いてくれます。私は爽やかなソーダのドリンクを頂きました。

魔法は「キラキラ~、夜中に~…(失念)」のようなオリジナルのもの。「モエモエ、キューン!」は例のごとくありましたが(笑)。メイドさんとはプチ中国語講座も楽しみました。例えば「讚」はいいね!の意、「哇」は推しの意、など。辞書には載ってなさそうな、生の知識が身に付きます。

❝アイドルカフェ❞(アイドルに転身する子や、アイドルのお給仕イベントが多い)とも言える『可蕾仙朵女僕咖啡館』の話や、アイドルグループ「月宵クレシェンテ」にいる推しの子の話などをしていたら2時間があっという間に。大変忙しい中でも、誰かしらが話しかけに来てくれる気遣いも嬉しいところでした。常連さんが何だか羨ましくなる空間。
250元毎に1個たまるポイントカードを、ついコンプリートしたくなりました(そうそう無理ですがw)。


★お店の情報

アクセス:台鉄台中駅前站下車徒歩27分または國立臺中科技大學バス停下車徒歩2分
住所:台中市北區三民路三段120巷4號1樓
営業時間:12時~21時(月曜定休)


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