【タイ-2】バンコク・めいどりーみん タイランド・MBK店～タイにも健在。王道メイドカフェ～（第54回）
2階のフラッグシップ店に寄った後は…
バンコクに2店舗あるという桃源郷、メイドカフェ。前回までに紹介した通り、2軒は共に『MBKセンター』にあるのでハシゴも容易です。昼から営業しているので、ランチがてらという使い方も可能。
『めいどりーみん タイランド・フラッグシップ店』へ立ち寄った後は、もう一軒のカフェがある7階へ向かいます。ちなみに、7階には「BNK48」のシアター？的なものがありましたが、私が訪れた2日間はいずれも営業していなかった模様。たまたま公演がない時間帯だったのか？ 真相が気になります。同じフロアには『アニメイトバンコク』もあります。現地の漫画・アニメ事情を知りたい方は訪れてみるのも良いでしょう。
かなり広いので、カフェを見つけるまでは一苦労かも？ 時間には余裕を持って行きましょう。
たどり着いたのは『めいどりーみん タイランド・MBK店』。日本食もあるレストラン街の一角にあり、また外観も❝正統派メイドカフェ❞の様相を呈しているため見落とすことはないと思います。
メイドさんに英語で店内に導かれると、まさに日本のめいどりーみんと変わらないゆるふわ、キュートな空間。旗艦店のシックな雰囲気とはまた違って良い。学生グループからカップル、お一人様まで客層はやはり広いよう。ざっと30人くらいは入店できそうな席数とスペースがありました。
閑散とした時間にはメイドさんが表に出てアピールしていることもあります。
メニューも充実しており、ドリンクからフード、デザートまで選び放題。初日は激甘のタイ・ティー（ココナッツとミルクが入ってる？）とミルクパフェを頂きました。もちろんチェキも。
「メイドカフェの雰囲気を味わう」ことに最適なめいどりーみんらしく、ガッツリ話をするというよりは時折メイドさんが近寄ってきて二言三言話す感じ。それでも、彼女達はとてもフレンドリーな印象でした。
時間によってはライブを観覧することができます（その日は18時30分からスペシャルステージがあったとのこと）。アイドル好き属性の方はお見逃しなく！
バンコクは冬でも暑いので、こういった甘味が心に染みわたる。回復力抜群です。
さて。初日に訪れた時には日本語を話せる子とは巡り会いませんでしたが、2日目の訪問では偶然にもカタコトの日本語を話せるメイドさんが！ どうやら、3年ほど仕事で来日していた経験があるとか。
タイ語で話す別のメイドさんと、タイ語が話せずモロ日本語で話す私の通訳をしてくれました（笑）。この日は平日、昼間だったこともあり比較的つきっきりでお話してくれる有難い展開に。
こうなると日本トークや現地の文化事情のリアルを聞くチャンスです。日本語OKの子は名古屋に滞在していたそうで、大須商店街や名古屋テレビ塔はご存知みたい。日本のご飯だと寿司とカツ丼が好き、とのこと。「バンコクにも沢山寿司屋があるけど、安いところはイマイチです！」と。
もう一人の子にも好きなアニメを聞いてみましたら「エヴァジェノン（聞いたまま）」…。はて、そんなアニメがあったかしら？と何回か聞き返すと、どうやらそれは「エヴァンゲリオン」の現地読みだったみたいです。ちなみに、マクドナルドも英語的な「マクダーナル」とも異なる発音で、こんなところからちょっとした言語学習ができたりするのが面白いものです。
カレーうどんにエビフライが入った豪華なお食事。値段は日本のレストランと余り変わりません。
入店した当初は空いていましたが、学校終わりの時間なのか5、6人組のグループが複数来店など、徐々に混み始めてきました。「トムヤムクンが好き！」と日本語で話す女の子に出逢えただけでも満足です（笑）。
マイクパフォーマンス的なイベントが一瞬あり、果たして何を叫んでいるのかは全く分かりませんでしたが盛り上がっている雰囲気だけは伝わりました。
余談ですが、このカフェではなぜか日本の❝懐メロ❞が流れているようで（現地の若い子は知っているのかな？？）…。ZARDの「負けないで」「揺れる想い」を聴いて涙ぐみそうになったのは、私が日本人だからでしょう。何だかノスタルジックな思いにも浸ることができた、大満足のタイ・めいどりーみんでのひと時でした。
★お店の情報★
アクセス：BTSナショナルスタジアム駅直結
住所：7th Floor 444 MBK Center Phayathai Rd.,Wangnai, Pathumwan, Bangkok
営業時間：11時～21時