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【中国-1】※閉店 北京・星萌女仆主主题咖啡厅~首都観光のお供に~(第31回)
北京の商業ビルに行ってみよう!
言わずと知れた中華人民共和国の首都・北京。私が調べた限り、2022年5月現在で明らかに営業していそうなメイドカフェ(女仆咖啡)はただ1軒のようです(訪問当時はもう一軒あったのですが、営業を続けているかは不明です…)。その名も『星萌女仆主题咖啡厅』。英語で言うと『Moestar maid cafe』と、なかなかお洒落な名称に見えます。
(2024年追記:現在「女仆咖啡」として営業している店舗が北京にあるかは不明です)
ここへ向かうには、地铁(地下鉄)なら6号線の东大桥(東大橋)駅が最寄りでした。駅からおよそ10分歩いてたどり着く商業ビル『SOHO尚都北塔』がその本拠地。商業施設とオフィスが融合したような現代的なビルの地下1階で、『星萌女仆主题咖啡厅』は元気に営業していました。
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最も利便性が高いのは、东大桥駅のD2出口。ここから朝阳门外大街なる大きな通りを東に進み、金桐西路との交差で右折。ほどなくして、二棟が連なって威容を誇っている商業ビルが見えてきます。かのメイドカフェはこちら北塔側の地下にありました。
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初訪問でも安心です。ちょうどこの時はアニメとのコラボを開催していた模様。
「欢迎」は歓迎、「转校生」は転校生の簡体字です。
結構賑わっているショッピングモールの様相。心なしか、メイドカフェの店構えも堂々としていた気がします。
訪れた時はメイドさんが2人接客しておられました。「日本人ですか?」と、1人は日本語がそこそこ喋れる印象です。席数は多く、現地のオタクさんグループが何組か集まっており、結構盛り上がっていた様子。中にはメイドさんコスプレの女の子もいました。
内装はなかなかにポップで、セーラー服女子のポスターが至る所に飾られています。同人系の初音ミクも展示されていました。中国でも、日本でお馴染みのキャラクターは当たり前のように受容されているみたいです。
ただ、メニューを見てみると❝腐女子❞に向けたものも多く目につきました。ドリンクやスイーツが、イケメンキャラに関連するかのように紐付けられています。何となく女性客が多いなあと思いましたが、そういうことなのでしょうか?
(訪れた当時はこの程度の印象でした。今思うと、期間限定でアニメとのコラボキャンペーンを実施していたのだと思います)
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ということは創業は2015年?中国のメイドカフェブームはそれ以前に訪れていますから、
ブーム後に開業したカフェということでしょうか。
肝心の接客はというと、積極的にお客さんと絡んでいくスタイルではないようです。メイドさんの1人は日本語がそこそこできそうに感じられますが、ほぼ話しかけられることはありませんでした。
お店によって接客も千差万別なので何とも言えませんが、私が「日本語しか話せない異邦人」というのも影響したかもしれません。
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ひとまずメイドカフェに来た感があります。
★開店当時のお店の情報★
アクセス:地铁东大桥駅D2出口徒歩10分
住所:北京市朝阳区东大桥路8号 SOHO尚都北塔B1层B136号
営業時間:10~21時