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【タイ-1】バンコク・めいどりーみん タイランド・フラッグシップ~バー寄りの煌びやかな空間~(第53回)


3年ぶりの海外メイドカフェへ…


中高生の皆様が入学してから卒業するまでの長いスパンで、猛威を振るってきた新型コロナウイルス。おかげで海外にも出向けない日々が続いていましたが、各国の入国規制も緩和されいよいよパスポートを手に飛行機へ乗る機会がやって来ました。感無量です。
行き先はタイの首都・バンコク。当初は2022年11月に台湾を再訪する予定でしたが、まだコロナ禍でのリスクが怖く泣く泣く自粛…。3年ぶりに旅立つ海外、初めての国がタイとなったわけです。

さて、このバンコクにもメイドカフェはございます。まずはBTS(バンコクスカイトレイン)と呼ばれるモノレールのような乗り物に乗車し、ナショナルスタジアム駅へ向かいましょう。駅から直結の『MBKセンター』に、何と2店舗があります。
ナショナルスタジアム駅はシーロム線の終着駅ですが、スクンビット線をご利用の場合はお隣のサイアム駅から徒歩で向かうこともできます。なお、頻繁に乗車し都度切符を買うのがめんどくさいという方は、バンコクBTS版のSuicaと言える「ラビットカード」の購入がおススメ。(同じく市内に路線網を築くMRTでは使用できないのでご注意を!)

巨大なショッピングモール『MBKセンター』。ここの2階と7階にカフェが1軒ずつあります。
詳細は「めいどりーみん」の公式サイトから店舗情報でご確認下さい。

迷った末にたどり着いた桃源郷①


見た目通り、いやそれ以上にMBKセンター内は巨大な空間が広がっていました。中~大規模のイオンを想像すると分かりやすいでしょうか? それゆえ、カフェを探すのはやや時間が要る作業。道順を詳しく説明したいところですが、今やお伝えできる自信がありません(笑)。まずは7階を…と思っていたら、2階の店舗を偶然見つけた、というのが正直なところです。

標準的なめいどりーみんよりも少々シックな『めいどりーみん タイランド・フラッグシップ』。
「フラッグシップ」ということはこちらが旗艦店かな? 7階が本家かと思っていました。
お店は11時30分から営業中。看板によると20時~23時には「HYPER TIME」なるものがあり、
お値段が安くなるそうです。(2024年追記:現在の営業時間は22時30分までとなっています)

久々の感じにそわそわしながら入店。(結局、滞在中に2回訪れましたがw)ネオンが輝くと形容したい、グレーを基調としたお洒落な雰囲気の内装で、大体50人くらいは入れそうな大型店です。
初日(土曜日)と2日目(平日)共に3、4人のメイドさんが出迎えてくれました。気になる言語は、基本はタイ語で話しているかと思われますが、英語も問題なく通じます。台湾や香港とは異なり、さすがに日本語が通じる子はレアなようです(7階の店舗で1人だけ、日本語で会話した子がいます)。

英語でおそらく「ウサ耳かネコ耳を着けて!」的なことを言われ、早速ネコ耳を装着。この辺はめいどりーみんの標準サービス(?)になります。店内には一人で来ているオタクさんからカップル、小さな子供を連れた家族など幅広い客層がいらっしゃいました。❝萌え❞の空間などタイでは貴重でしょうから、珍しいエンターテイメントとして皆さん楽しまれているようです。

従来のメイドカフェというよりバー的なものをイメージさせる内装。カッコよさもあります。
メイドさんのタペストリーも飾られています。源氏名(?)は日本人名の様子でした。

もちろん、メイドカフェですのでフードやドリンクを頂くことができます。私は初日、「フードセット」(好きなフード+ドリンク+チェキが付いて449バーツ[2023年時点])を注文。
フードで頼んだ「くまさんカレー」は、確かに辛さのレベルを1にしたはずなのですが…タイもまた辛いモノが名物の国だからか? メチャクチャ辛かったです!(笑)
一体何があったのかと思い、セットのパインジュースの氷まで慌ててかじる始末。日本と同じめいどりーみんの系列店ではありますが、味覚はタイ人に合わせているのかもしれません。辛いモノが苦手な方は別メニューにしましょう(笑)。
そう言えば、❝魔法❞のかけ方はメイドさんによって微妙に異なる模様。ある子は「おいしくなーれ、萌え萌えキュン!」と日本語を使っていましたが、とある子は「Be more delicious, Yummy yummy beam!」と英語で魔法をかけてくれました。なるほど、英語の勉強にもなるな…。2回目で頼んだブルーハワイの味に似た「ドリーミンソーダ(だったかな?)」も美味でした。

こちらが例の「くまさんカレー」。見た目は大したことなさそうだったのですが、えらく辛いw

接客はというと、めいどりーみん自体が❝萌えのエンターテインメント❞を売りにしている雰囲気があり、話しかけてくるパターンはさほど多くないようです。そこに物足りなさを感じるか、王道メイドカフェっぽさを感じるかはあなた次第。
それでも英語で話せた子はおり、「今年7年ぶりに日本に行くんだ!」とか「バイヨークスカイタワーもいいけど、今はマハナコーン・スカイウォークがバンコクで一番景色が良くておススメ!(いずれも高層タワー)」といった少しばかりのトークが楽しめました。日本での観光を満喫してもらえることを切に願うばかりです。
また、定期的にライブ・パフォーマンスを実施しており、こちらも観ておきたいところ。まさか日本の「めいどりーみん」の曲でメイドさんが踊ってくれる姿が見られるとは…感激です。1人のメイドさんがダンスを披露し、他のメイドさんが合いの手を入れたりして盛り上がります。私達も手拍子でヒートアップしていきました。

注意事項は一般的なものですが、よく読んでおきましょう。英語の隣に中国語…というのが、
今のタイ観光客事情をよく表しているような。日本人ももっと海外に出ましょうよ!

まずは一軒目、ということで訪れた『タイ・フラッグシップ店』。フードもドリンクも、そしてパフォーマンスも楽しむには十分の価値があります。
せっかくなので、ここまで来たら7階にも訪れてみましょう! こちらの様子は次回ご紹介します。


★お店の情報★

アクセス:BTSナショナルスタジアム駅直結
住所:2nd Floor 444 MBK Center Phayathai Rd.,Wangnai, Pathumwan, Bangkok
営業時間:11時30分~22時30分


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