Love beyond morality #2 最低で最高
Love madhu から今日の一滴💧
。。。前回の続き。。。
そんな彼がある日
自分の中にある違和感をはなしてくれた。
「君は良いよね。
家族がいて、旦那さんがいて、
いつでも会える彼氏がいて。。
君は一番幸せだろう。
君は家族も旦那も自分のことも愛してるし、
大切にしたいと思っていることは理解しているけれど、
時々いたたまれない気持ちになるときがある。」
と。
堰をきったように
彼の感情が溢れだした。
その時、わたしは何と答えたのだろうか。。。
それまで味わっていた幸せ絶頂から
一気に暗闇が迫って来るように感じたのかもしれない。
事実
わたしは既婚者で 子どもがいて
幸せな家庭がある。
もちろん旦那も 子どもたちのことも愛してるし
大切な家族関係を育んでいると思う。
にも関わらず、、、
自身のSex lifeには満足できずに
長年、満たされない性への欲求をもて余してた。
そう。
わたしの性への欲求は満たされてなかったんだ。
だから求めてしまったんだよ。
そしたら
出逢ってしまったんだね。
どこまでも優しくて、
わたしの全てを包んでくれる彼に
完全に甘えていたんだね。
彼とのまぐあいは本当に最高で、
今までイッたことのない領域の扉を開いてくれた。
SEX の途中で、
何度も号泣するくらい
深いところに沈んでいたしこりが
とけていくように
何度も何度も
たくさん泣いたし
たくさん叫んだ。
心も 体も 魂も
全てが一つに溶け合うような
全てを明け渡してもいいと思える
不思議な感覚。
それは
究極の癒しだったし
解放だった。
未熟者のわたしは
彼の気持ちにどう答えていいかわからずに
なんと答えていたのか覚えてない。
この関係が
彼を苦しめていることが悲しくて
しかも
旦那のことも裏切っているであろう。
わたしは
わたしの心と体に正直に生きていきたいだけなのに。。
わたしは
愛する人を大切にしたいだけなのに。。
わたしはわたしを満たしたい
そして
素直に愛したいし 愛されたい
それなのに、
わたしの愛は 人を不幸にするのかもしれない
だなんて、、 心の中はぐちゃぐちゃで
自分を責めて苦しくなって
その場にいることができなくなった。
その日は特別なコテージに泊まっていたんだけど
屋上のテラスのハンモックの上で
ひとり 星空を眺めてみた。
宇宙からみたら
今のわたしはどんなふうに見えるんだろう?
いつかこの体を離れて宇宙の星にかえるとしたら
わたしはどう生きていきたいんだろう?
どんなふうに人を愛して
どんな愛の体験を創造したいんだろう?
寒さを堪えながら ハンモックに揺られ
遠く遠くに意識を向けてみた。
冷たい風が
全身を洗うように
体の芯までその冷たさが及ぶ頃
わたしは気づいた。
"わたしは最低な女なんだ" と。。
それを、受け入れたら
今度は何だか笑えてきた。
最低女だったら
そこから
最高の女になっていこうって
無性にも
勇気に似た 開き直りともいいますか
自分の最低さに気づけたことが
ギフトの様にも思えてきて
何だか笑えてきた。
愛の体験をしたい。
真実の愛の探求をしたいし 体験したい。
愛することって何?
真実の愛って何?
嫉妬や 執着が教えてくれるものは何?
罪悪感を手放すにはどうしたらいい?
道徳を越える愛って何?
自由に愛し合う世界に生きたいといいながら
愛する人が
他の誰かと交わることが許せなかったり
独り占めしたくなったり。。。
軽やかに愛し合える世界を生きたいといいながら
相手の事を
支配しようとしたりされたかったり。。。
愛し合うことの探求は
今も これからも続いてく。
これから二人で
どんな世界を体験するのかな。
いつまでも一緒にいることはできるのかな。
全ては 未知
わたしはわたしの心と体の声を聴いていく。
愛したいし
愛されたい
深く
近く
遠くまで
愛し合う世界を創造したい。
。。。次回に続く。。。