110番
(指令センター以下センター)
「はい、警視庁110番、事件ですか、事故ですか?」
(ポテチ以下ポ)「〇〇大橋の歩道で人が寝ています。」
(センター)「場所はどのあたりですか?」
(ポ)「〇〇大橋の東側の△△方面に向かって左側の歩道です」
(センター)「その方の特徴を教えて下さい。」
(ポ)「暗かったのでわかりませんが、30~40代男性、グレーのパーカーで黒っぽいズボンをはいていました。」
(センター)「警察官を向かわせますので、あなたのお名前と電話番号を教えて下さい」
会社に戻る途中のできごと。
都内を走っていると、色んな場面に遭遇する。
徘徊する老人。酔っぱらいのケンカ。家に着いたが起きないお客様。日常茶飯事である。すぐに110番。
110番するかどうか迷った時は交番に寄って相談する。
「今日こんなことがあったんですが、110番した方が良かったですか?」「遠慮なくしてください。都民の安全を守るのが我々の仕事ですから!」超かっこいい!👮
警察官は違反切符を切ったりと、とかく目のかたきにされがちだが、個人的に話すと誠実で真摯な人が多い。
ちなみに、警視庁の110番通報は、1日平均約4,300件。内2割が不要・不急な通報とのこと。
単純計算で1分あたり約3件。
(警視庁・110番リーフレットより引用)
ある日の夕方
「空車」で流していると手が上がった。20代の若者が、
「人が倒れていて家に帰れないので乗せていってもらえますか?」
「もちろんいいですよ。」
安全な場所に車を止め確認に行く。
飲んでいた内の1人が泥酔して歩道で寝込んでいた。住所が言えない。友人も知らないと。
「意思の疎通ができないほど泥酔している場合は乗せなくても乗車拒否には当たらない」というルールがある。
私は即座に、「ここで寝込こむのは危ないので、110番しましょう!」と提案した。
するとそこにいた人全員が、えっ?110番ですか?と拒絶反応を起こした。
私は職業柄、日常的に110番通報をしている。
でも一般の方は、もしかしたら、一生110番をしない人も多いかもしれない。
幸い近くに交番があり、警察官を呼びに行ってもらった。風邪をひくといけないので、と伝え、自分のコートをその方に掛けて、営業を再開した。
仕事終わりに、コートを取りに交番に行き、経過を伺った。
酔いが覚めて、タクシーで帰ったと聞き安堵した。
110番通報すると
霞が関にある警視庁本部指令センターに入る。
受信後は、もよりの所轄署と警ら中のパトカーに現場急行の要請が入る。
ちなみにパトライトをつけて緊急走行をする場合も許可が必要との事。現在はIT化されていて、スマホのような携帯端末に情報が配信されるらしい。
子供の頃から、警察24時が好きで毎回見ている。警察オタクwww
こんな時は110番
警察官の話を総合すると、「強盗」「振込詐欺」「児童への声掛け」「ひったくり」「交通事故」「ストーカー」「不審者」「夜の徘徊老人」「ケンカ」「路上寝込み」「からまれる」「身の危険を感じる」場合は、すぐに110番してください、とのこと。
(警視庁・110番リーフレットより引用)
聞かれる内容
何があったのか
通報の何分前のことか?
場所
被害や目撃の状況、けが人の有無
犯人について 性別・人数・年齢・服装や逃走方向など (警視庁・110番リーフレットより引用)
現場に急行するために
詳細な場所を伝えたい。自宅なら別だが、外で住所を伝えるのはなかなか難しい。
その場で目に入る場所を特定できる情報を伝えると良い。
例)「標識の下の管理番号」「信号機の箱の管理番号」「自動販売機の住所表示」「電柱や建物の住所表示」「交差点、目標となる店舗や建物名前」
(警視庁・110番リーフレットより引用)
最後に
犯罪や事故の発生には至っていないけれど、お困りごとや不安に思うことなど警察に相談したいことがある時には、『警察相談ダイヤル#9110』へ
急病は119番🚑お間違いなく!
「海の事件・事故」は118番。
警視庁は、10の方面本部、102の警察署、43,566名の警察官が24時間、首都東京の治安を守ってくれている。(令和3年4月1日現在)
私達も治安の維持に協力する意味で、事件・事故を見つけた場合は、積極的に110番をしたい。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
Lovely!❤ ポテチ