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ローカルな喫茶店でロシアンティーを嗜んだ話

今日は初めてロシアンティーなるものを飲んでみた(やってみた?)
小さなガラス製の器に入れられたブルーベリーのジャムをスプーンで口に1粒含んでは紅茶を口に流し入れて味わった。
まろやかにジャムの甘味とストレートの紅茶の渋みが混ざり合うかと思ったが、それぞれは意外と独立した味わいだった。砂糖を溶かした紅茶にに慣れるとそう思ってしまうのかもしれない。
ただ、美味しくてお腹にたまる。そんな感じがした。

ジャムが尽きた後、もうストレートで味わうしかないカップの底に残るすっかり冷めてしまった紅茶に、何か愛惜のようなものを感じてしまったことを覚えている。満腹なのだが、口寂しく、まだ味わいたかったと思った。

初めて来た個人経営の喫茶店の出来事だったのだが、席が埋まり始めて、お手洗いに行っている間に飲み終わったカップなどを片付けられていることに気づき、早く帰らなきゃ迷惑かと思い始め、店を出た。

とある用事のために時間をつぶすためにふらっと入った喫茶店だったのだが、あのような地元のコミュニティに根差した個人経営の喫茶店は、暗黙のマナーがあるような気がしてならない。いけないことをしてないかそわそわする。
でも、ロシアンティーを味わえて幸福だったので良しとする。家でもやってみたくなった。

ご馳走様でした。

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