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物質は記憶に染められる

私はバスを待っていた。 その日はいきなり雨が降り出して、服に雨粒が染み込んだ。 私のお気に入りのリュックに染み込んだ雨粒は、過去に染められた猫のおしっこの匂いを吐き出した。 洗っても、一度染められたものは、その記憶を消さないんだなと思った。洗濯水の洗剤も水道水も、染めの記憶に残る。 でも、だからこそ、一緒に過ごした暮らしは消えないんだなと感じた。 そばにいてくれた時間、見てくれてたから、なんだかんだありながらも、頼ったら守ってくれたりもする。 ふと、首に巻いてたストー

    • 変性意識状態でお散歩した話7 (3つの言葉)

      さて、もう7つめにもなってしまう変性意識状態でお散歩した話ですが、そろそろこのあたりで一区切りかな…と思ってます。 全部読んでくれた人はいないかもしれませんが、自分の中に、いつかこの体験を、他の人に読んでもらえる形で残したいという思いがあったので、 拙いのは承知の上でも、なんとか形にすることができてホッとしている気持ちがあります。 やはり、言葉にできたら、繋がる場所ができるという感覚があるものです。 そのように「表現」と、力を入れて形にしなくとも、 日常生活の中で、自分

      • 変性意識状態でお散歩した話6 (キンダーガーデン)

        川沿いの道を歩いていたら、住宅街の裏道みたいになっていたので、シルバーロードを引き返しました。 また大通りに戻り、少しだけ進むと、青色の道路標示板に、「〇〇遺跡」と書かれていました。 シルバーロードの主が関係した遺跡というところだろう…と想像しながら、 なにか遺跡があるのだろうか…?と、矢印で示された方向を見てみると、広い庭のある幼稚園が見えました。 またシルバーロードが「フォッフォッフォッ!」と出てきました。 「フォッフォッフォッ!これがワシの遺跡じゃ!」と、誇ら

        • 変性意識状態でお散歩した話5 (シルバーロード)

          慰霊塔のある丘を下り、またしばらく歩いていました。 すると、気持ちが良くなるような、小川が流れていました。 その小川沿いの道に入ったのですが、そのさらに川に近いところに川を楽しみながら歩ける散歩道もありました。 その散歩道には、「シルバーロード」と書かれた立て札がありました。 わたしは、その素敵な気の流れの小道が、「シルバーロード」だという事に、なにか笑ってしまうような気持ちになりました。 気の流れが良く、歩くと元気になりそうな道を「シルバーロード」、つまりお年寄り

        • 物質は記憶に染められる

        • 変性意識状態でお散歩した話7 (3つの言葉)

        • 変性意識状態でお散歩した話6 (キンダーガーデン)

        • 変性意識状態でお散歩した話5 (シルバーロード)

          変性意識状態でお散歩した話4(殉職兵士慰霊碑の側での出来事)

          こんにちは、どんな午後をお過ごしですか? 今日も変性意識でお散歩した時のお話の続きです。 神社の敷地内から出て、歩みを進めると、小高い丘の上に、石塔のある公園のようなところがありました。 そこにはベンチも見えました。 私は少し疲れも感じ、休んで一息つきたかったので、その小高い丘を登りました。 丘の上の公園の石塔は、戦争で殉死した兵士たちを祀るために設置されたようでした。 手を合わせ、思いを馳せたのち、側のベンチで休ませてもらいました。 その際、スマホで、多分なにかメ

          変性意識状態でお散歩した話4(殉職兵士慰霊碑の側での出来事)

          変性意識状態でお散歩した話3(裏見の世界)

          今夜もお疲れさまでございます🙇🙏 昨日の続きのお話、神社に入っていった所からです。 私ははじめての町を散歩していたので、その神社もはじめてだったのですが、その場所は「穴」だという感覚がしました。 そこに入ったことで、「穴」に入ったのだと、その場所に教えてもらいました。 そして、穴に入る前の世界が表なら、穴に入ることで裏にいくようです。 また、裏には、「うらみ」の存在がいるとのことで、それは「裏見」「裏巳」「恨み」と、複数の表現ができるようでした。 どうやら、「裏から

          変性意識状態でお散歩した話3(裏見の世界)

          変性意識状態でお散歩した話2(スナゴケのタクシー業務を半分完了した話)

          昨日の続きを書きますね☺️🙏 トンネルから出た私は、手の中のスナゴケを半分そこに置きました。 暗闇の中で、生命の光で励ましてくれた恩のあるスナゴケです。生きているって、ほんとうに光です。 とくに、植物や苔などは、静かに綺麗に、命の光だけガンガンにだしてくれる清らかでパワフルな存在です。 このスナゴケは、私をタクシーのように使うことで、側にいて励ましてくれました。 さまざまな場所に行きたいだろうから、半分だけここにいてもらうことにしました。 そして、私はまた歩いて先

          変性意識状態でお散歩した話2(スナゴケのタクシー業務を半分完了した話)

          変性意識状態でお散歩した話1(スナゴケを手に、トンネルを歩いた話)

          変性意識状態でお散歩した記録を書きます。 ある日、私は、変性意識でお散歩しました。 山があって、その山にはトンネルが掘ってありました。 私は、あまりトンネルに入りたくない感じがしたし、入らないほうがいいとも聞いていたので、できれば山越えでいきたいと思い、山越えの道に向かって歩きました。 その山で、休眠中のスナゴケを見つけました。 そのスナゴケはなんとなく、この場所ではなはない場所にいくのもいいかなぁ…と思っているようで、歩くなどして動ける私は、その一助になれそうでし

          変性意識状態でお散歩した話1(スナゴケを手に、トンネルを歩いた話)

          オリオン座流星群の頃の夜の散歩で思ったこと

          10月23日の夜、少し遅れてるかもしれませんが、オリオン座流星群も見れるかも…と、島の夜道をプラプラと数時間散歩しました。 あまり電灯とかがない、ほんとに足下真っ暗な道だったので、たくさん星が見えました。 真っ暗な足下の見えない場所を、慎重にゆっくり歩くの、とても心落ち着くことだなと感じました。闇にやさしく抱かれて溶け込むような穏やかな心持ちになりました。 正直、ここで人工的な明かりをつけようとする人には嫌悪感をいだいてしまうというか、合わないと感じ、側にいたら雰囲気を

          オリオン座流星群の頃の夜の散歩で思ったこと

          分かってあげること/分かってもらうこと

          分かってもらえないと感じることってありますか? わたしはほんとに思ったことを伝えようとするほどに、そのまわりの些末な所しか伝わってないな…と感じることがよくあります。 だからこそ、できるだけ要点だけを端的に話す方がいいんだろうな…とも思うようになりました。 しかし、反対の立場で考えると、相手のことをわかってあげるって、どれほどできるでしょうか? なにを言ってるのか、正確に掴むことは難しいし、そもそも言葉は頭で考えたことで、自覚的だろうが、無自覚だろうが嘘を含みます。

          分かってあげること/分かってもらうこと

          満月 不思議なものは、御褒美なのかもしれないな

          秋祭りに行きました。🍂 お祭りを喜ぶ人々や、神様を感じました。 日本で、世界で、数年ぶりの久しぶりさ故の喜びもあったように感じました。 秋祭りでしかみないのだけど、「中学生みたいでありながら眼力の強いメイクをした姫をつれた、これまた中学生のヤンキー野郎軍団」という典型的な粋のいい若者たちがちゃんと複数いて、日本といえばいいのか、この世界といえばいいのか…の、生命力を感じました。 そういう人たちも、その親も、いわゆる「地に足つけて」、金銭勘定しつつ、人間関係に悩みつつ、普段

          満月 不思議なものは、御褒美なのかもしれないな

          夢日記 松村潔おすすめのクラッシック音楽

          最近、占星術の松村潔のユーチューブを見ている。 どれも一年以上前のものだ。 2019年〜2020年頃、松村潔さんがユーチューブや、フェイスブックに登場してくれていたころ、「こういう関わりもしてくれるのか…」と、楽しい気分で、投稿を待ちわびて片っ端から消費していた。 最近、また「松村潔のユーチューブ」をみて、「松村潔おすすめのクラッシック音楽」の動画をみた。 いま、前、夢で貰った、御札がある。 すこしだけ触れてから、松村潔、おすすめのクラッシック音楽を聞いてみるとする。

          夢日記 松村潔おすすめのクラッシック音楽

          デルフエッセンス9日目 ゆりちゃん

          デルフエッセンスはもうわずかになってきた。🐬💙 残りのデルフエッセンスをカスタマイズして、「ゆりちゃん」というオリジナルブレンドを作りたい。 「ゆりちゃん」とは、わたしにある印象を残した子の名前で、その子の世界に触れたくてそのブレンドをしようと思った。 ゆりちゃんはイルカが大好きで、イルカの不思議な力を見出していた。 だから、ゆりちゃんと少しでもお近づきになりたいという思いを込めたブレンドだ。 デルフエッセンスはベースとしていれるけど、あとは何がいいだろう? まず

          デルフエッセンス9日目 ゆりちゃん

          noteについて

          シンプルな構成がとても好きです。 落ち着いてて、中身が深い記事を書かれている方が多くて、場が違うだけで、こんなに変わってくるものだな…と、驚いています。 センセーショナルだったり、キャッチーな広告のようではない、ほんとに中身があるものだと感じます。 そういう域にはなかなかいけそうもないけれど、みなさんのなかで、のんびりやっていこうと思います。

          noteについて

          デルフエッセンス6日目

          正直、あまり良くない。 イルカのエッセンスを取り始めたころから、飲酒の習慣が戻ってきたこともあるのだと思う。 精神に影響するものを欲していたのかもしれないな。 多分、シラフで落ち着いて幸せなのが一番なのだろう。フラワーエッセンスとかも含めて、そういうのを無しで幸せでいれるのが、一番健康的。 うん、でも、状況を文字に書くと、ちょっと気分が上がる感じがする。

          デルフエッセンス6日目

          デルフエッセンス4日目

          デルフエッセンス4日目の記録。 イルカの泳ぐ感じを脳内によく想像する。 泳ぐ話やプールの話を日常でもよく聞く。 好きな感じではある。意識がそこに向いているのかな? それで世界に実際にその世界が現れるのだから面白い。 観察を続けていきたい。

          デルフエッセンス4日目