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例えダメな親でも
「虐待している親でもね、子どもたちは悪く言わないのよ」
親と一緒に住めない養護施設の教諭をしている人から聞いた言葉です。
酒ばかり飲んで働かない父親。妻や子どもに暴力を振るう父親。
恋に走り子どもを置き去りにした母親。
離婚後に同居した恋人が子どもに暴力を振うのを止められなかった母親…。
ニュースで毎日のように報道される毒親たちです。
ひどい親だ!と私たちが思ったとしても当の子どもたちは親のことを悪く言わないのです。
怒鳴られても、酒浸りの父でも、たまに機嫌が良い時には遊んでくれた。抱っこしてくれた事だってある。たった一度だけど誕生日にケーキを買ってきてくれた。
そんな幸せな一瞬を、子どもたちは忘れないのかも知れません。
DVを受けた子どもが大人になり結婚して自分も親になった時…ダメな親を反面教師として自分自身は立派な親になる人がほとんどです。
確かにDVを受けて育った人が負の連鎖で自分も暴力を振るう側になる事もあります。
それでも、何とか幸せな家庭を築こうとみんな人一倍頑張っているのです。
ただ…「理想」を追い求めすぎると、絵に描いたような立派な親を目指して無理をしてしてしまうのです。
子どもを分不相応な学校に入れたり、才能もないのにスポーツの道へ進ませようとしたり…。それは自分ができなかった夢を子どもに託しているに過ぎません。
親のエゴで子どもの未来を潰してしまう事もあるので要注意です。
誰だって子育ては初めてのことばかり。子どもと一緒に親も成長しながらだんだんと親らしくなっていくのです。
例えダメな親でも、子どもたちは結構寛容な目で見てくれているはずです。
それでも、もしあなたが親からDVを受けて育だな事が原因で大人になった今でも親を許すことができないならば悲しいことですね。
私が子どもを産んで親になった時、「生まれてくれただけで一生分の親孝行をしてくれたね」と思ったものです。
ですから、子どもだってきっと同じように思っていると信じています。
「生んでくれて本当に一生分の感謝をしてるよ」とね。
「親から暴力を振るわれてあなたは本当にかわいそうだったね」と大人になった今でも誰かに慰められたいですか?
それよりも、本当なら可愛いくて仕方ないはずの子どもに手を挙げた時の親の心の中の闇や、誰も知らない慟哭を思いやったり想像することはできないでしょうか?
もし親がすでに鬼籍に入っているならば、尚更です。
親が死ぬ間際に心安らかだったろうか?
子どもを虐待したことで一生心から笑う事ができ無かったのでは無いか?そうは思いませんか?
親を許して、愛して、感謝する事であなたはきっと明日から幸せな人生を送ることができるはずです。
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