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もうすぐ「ひな祭り」なので  雅楽を聴いてみた

ひな祭り🎎…(参照まで含めたら2491文字)と長いので、
東儀秀樹さんの演奏だけなら目次の
「♪」マークからお聴きください

ヘッダーの写真はスナフさんが写した作品
ホテル雅叙園東京 (目黒雅叙園) で2020展示されたお雛様です🎎



ひな祭りと雛人形🎎


音が聴こえてくるような五人囃子

今回「ひな祭り」のヘッダーを探す中で、この写真に釘付けになりました。まさに楽器を演奏しているような動きと視線を表現した雛人形です!
平安京の雅な音楽が聴こえてくるようです……


人形師がひとつひとつ丁寧に魂を込めて作ったのでしょう。
また写真がいいですね!
向こうからの光がいっそう生き生きとさせているようです。それを写真におさめたカメラマンも凄いと思います。

主役のお内裏様とお雛様に注目がいきがちですが、どんな事にも様々な役回りがあります。
お雛様の舞台での演奏家たちの姿から想像される、
雅な音楽、華やかな宴……
そんな事が伝わる一枚です。
また目黒雅叙園の展示をされる方々がひとつひとつの雛人形が映えるように展示されておられるのでしょう✨


平安の昔の様子を今に伝えている雛人形🎎
幼い頃には右大臣、左大臣が靴を履いているのを不思議に思ったものです。
桃の花や橘という柑橘…
これも印象的でした。


ところで高校では世界史選択だったので日本史に詳しくありません…

復習して遡ってみました。
縄文時代、弥生時代、古墳時代…
そして飛鳥、奈良、平安時代ですね。


そう言えば余談ですが吉岡秀隆さん、石原さとみさんが出演したNHKの「大仏開眼」というドラマを観たことがあります。
このドラマで吉岡秀隆さん演ずる「吉備真備」キビノマキビが遣唐使として大陸に渡り、命懸けで唐の新しい文化を日本に伝えた事を知りました。

その中の1つが雅楽の楽器。
吉備真備が、持ち帰ってきた楽器を演奏するシーンがありました。
また、このドラマを観て飛鳥時代、奈良時代(に始まり平安時代に続く)
の遣隋使や遣唐使の命懸けの姿に「当時は、こんなに大変な派遣だったのか?!」と驚きました。


吉備真備…695〜775

(716年)第9次遣唐使の留学生となり、翌養老元年(717年)に阿倍仲麻呂・玄昉らと共に入唐する。唐にて学ぶこと18年に及び、この間に経書と史書のほか、天文学・音楽・兵学などの諸学問を幅広く学んだ。
聖武朝の天平6年(734年)10月に第10次遣唐使の帰国に伴って玄昉と同船で帰途に就き、途中で種子島に漂着するが、翌天平7年(735年)4月に多くの典籍を携えて帰朝した。

Wikipediaウィキペディア



さて、話を雛人形に戻しましょう。

雛人形は、当時の最先端の文化を
1000年以上経った今の私たちに伝えています。
この様な形態の雛人形になったのは江戸時代になってからという事。
文献や伝承により風俗を伝えてくれた過去の人たちに感謝ですね。

映像が無い時代のワンシーン…
動かない雛人形なのに、こう思ってみると感慨深いです。


「光る君へ」で平安時代を楽しむ


大河ドラマの「光る君へ」が楽しみ。
平安時代の人々が暮らした都の様子が観られます。

このドラマを観れば千年の時を越えて、お雛様たちが動き出している様な感覚がします。
そんなこともあって、今年のひな祭りは格別です。



五人囃子

さてヘッダーの雛人形は五人囃子でしょうか。
お雛様の宴での楽器演奏🎶
ここで雅楽を聴いてみたいと思います。


その前に五人囃子についてはこちらを参照

「五楽人」の場合は向かって右から、羯鼓(かっこ・楽太鼓)、笙(しょう)、火焔太鼓(かえんだいこ)、篳篥(ひちりき・縦笛)、横笛(竜笛)の順に、「七楽人」の場合は絃楽器の2人が加わり、向かって右から、羯鼓、琵琶、笙、火焔太鼓、篳篥、横笛、和琴または箏の順に並べる[注 5][19]。

Wikipediaウィキペディア雛人形より

東儀秀樹さん演奏

雅楽といえば…東儀秀樹さん!

東儀秀樹さん親子の演奏で雅楽を味わってみました♪
雛祭りの音楽ではなくて……
早すぎますが、「さくら」を聴いてみたいと思います。
桜の季節に装束で演奏しています。
こうやって息子の典親さんに伝統が受け継がれていくんですね♪

平安京の雅
タイムスリップして来たような二人の「さくら」🌸♪

https://youtube.com/@togihideki?si=XT6-A0pMz5QCu8Rs


せっかくなので、もう一曲

東儀秀樹「大河悠久」♪

https://youtube.com/@togihideki?si=XT6-A0pMz5QCu8Rs


雅楽の歴史

雅楽の歴史

雅楽は1200年以上の歴史を持ち、日本の古典音楽として、また世界の古典音楽として外国でも非常に高く評価されてきています。
雅楽は、日本古来の儀式音楽や舞踊などと、仏教伝来の飛鳥時代から平安時代初めにかけての400年間あまりの間に、中国大陸や朝鮮半島から伝えられた音楽や舞、そして平安時代に日本独自の様式に整えられた音楽などです。
奈良時代・平安時代から、雅楽の演奏は宮廷は勿論、寺院や神社において盛んに演奏されました。そして1000年以上、京都・奈良・大阪の専門の演奏家によって伝承され続けました。明治時代に宮内庁式部職楽部が創設され雅楽を伝承しています。最近は、民間の雅楽の演奏団体も増えてきています。

Wikipediaウィキペディア



詳しくはこちらをご覧ください。
日本雅楽会の雅楽についてのお話です♪

  日本雅楽会グループホームページ


ホテル雅叙園東京(目黒雅叙園)でのお雛様のイベント

ヘッダーの雛人形はホテル雅叙園東京(目黒雅叙園)で展示された2020のものです。

千年雛めぐり〜平安から現代へ受け継ぐ想い〜百段雛まつり2024

ホテル雅叙園東京ホームページ

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東儀秀樹さん親子の洋楽演奏♪


クイーンの「ボヘミアンラプソディ」と「ボーントゥーラブユー」
を演奏している動画です🎶
東儀秀樹さんの篳篥と
息子さん典親さんのギター🎸
典親さん、ギター上手!!

平安時代には華やかに演奏された雅楽……
もしかしたら、その前の飛鳥時代の人々には、
こんな風に外国曲の演奏を聴いているような新しい感覚だったかもしれないと思いました。

https://youtube.com/@togihideki?si=XT6-A0pMz5QCu8Rs

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