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服の整理とボトムス探しと靴探しと
11/1前後は自問自答ファッションの断服式シーズン。
今年は10/29に満月だった。
下弦の月+断服式シーズンと、
「服の整理しようか⭐︎」と某手帳さん(ムーンプランナー)が暗黙の圧力を掛けてきた。
まぁ、その"暗黙の圧力"を設定したのは自分なんだけど!
コンセプト(仮)
そんな話はさておき、自問自答ファッション界隈では「ファッションコンセプト」というものを考える。
自分の「ファッションコンセプト」は
現状まだ決まっていない!!!
が、これまで色々と考えたことがある。多分、いつかまとめてnoteに書くかもしれない。
ただ、コンセプトが決まっていないとは言えど、仮で設定して、何かしら動くだけ動いた方がいいだろうと考えた。
とりあえず、現状の指針は考えておこう。
……手帳さんを入手した時に、真っ先に書いた言葉がある。
「意志を持った素敵な女性」
就活で自分の意志は何かと苦しんだが故だろうか。
これだけだと仮にせよ漠然とし過ぎている。
もう少し具体的にしたいところである。
自分の過去を振り返ると、幼少期から音楽ばかりやっている経歴だったので、音楽は自分と切り離せないだろう。
直近だと、歌いたくてしょうがなかったのに、誰かと共に歌う機会を奪われ、そこに不運とか自分の問題とかなんか色々が重なって爆発したということがあった。
私は手帳さんを開き、
「意志を持った素敵な女性」の下にこう書いた。
「アーティスト(音楽)で在る」
コンセプトをもう少し詰める余地はあるだろうが、もう断服式シーズンに突入している。
とりあえずコレを指針にすることとした。
断服式???
クローゼットと引き出しを開いて全出しした。
ボロボロのスカートとボロボロのセーターを処分した。
どちらも3年は家のクローゼットの中にいた。
この服達は
コンセプト関係無く処分してた気がする。
判断しきれず残した服が沢山あるが、もうコレについては後々考えよう。
コンセプトは(仮)だし。
パンツスタイル指定!
そんな中、事態は急変する。
実習の時期が迫っていた。
病院で1週間見学実習をするにあたり、服装の指定が出された。
・白い襟付きTシャツ
・ジーンズ以外のパンツ(スカート不可)
・黒か紺のカーディガン
……ジーンズ以外のパンツ、ない!
私はパンツスタイルが致命的に似合わないという問題を抱えていた。
骨格上、腰回りが大きめなのだ。
故に、普通の(特にスキニーのような細めの)ズボンを履くと腰回りの太さが目立つ。
しかし、標準かやや痩せ体型なので、腰回りの大きさに合わせてパンツを選ぶとどこか違和感のある見た目になる。
とは言え、大学の実験や自転車通学等でパンツスタイルをせざるを得ない状況は多々あり、パンツスタイル似合わない問題は悩みの種の1つではある。
自転車通学時、半ば諦めに近い心境でロングスカートを履くこともしばしば。
奇跡的にマシな見た目に見えた「無印のスリムストレート」というジーンズがあったが、
なんと! 廃盤になりまして! 入手できなくなりました!
しかも! ジーンズなので! そもそも! 実習先で使えません!
こうしてパンツスタイル試着の旅が始まった。
ユニクロ、無印、駅ビル……近所の服屋に行ってはひたすらボトムスを試着し続ける。
ユニクロのテーパードパンツが妥協点か? でも、違和感があるなぁ。
百貨店にでも突撃するしかないのか!?
中々「無印のスリムストレート超えパンツ」は見つからなかったが、
私はここで大発見をする。
私は元々、服屋が苦手過ぎて、長時間服屋やショッピングモールに居ると体調を崩していた。
しかし、試着中はいつもより長く滞在出来たのだ。
もしや、「1人」で「目的を設定」すればストレスが少ないのでは? 「服屋」が苦手なのではなく、「母に連れ回される」のが苦手だったのでは? という説が浮上した。
とはいえ、実習用のボトムスが見つからないことには変わりない。
帰宅すると、ポストに「洋服の青山半額ハガキ」が入っていた。
実習時の指定の服装、「洋服の青山っぽいイメージでは!?」とふと思い。洋服の青山に行った。
最早先程のコンセプト(仮)はいずこへ。
仕方ない、何せ「実習用のボトムス」だ。
服装で成績に影響が出るのは面倒くさい。
かつてそれで叱られた先輩が居ると事前に聞かされている。
せめて、指定の服装の中でもマシな格好を模索したい!
もうコレが今のコンセプト(仮)だ!
青山で6着程試着し、定価9000円後半位のテーパードパンツがかなり似合った。
同じテーパードパンツでも形が微妙に違うだなんて……。
無印の廃盤ジーンズ超えのボトムスが現れた。
フォーマル寄りでもカジュアル寄りでも使えそうな見た目。
そのパンツは我が家のクローゼットにやってきた。
しばらく、毎日のように着た。
靴がボロボロ問題
「靴は自己評価」
自問自答ファッション界隈では有名な言葉である。
実習当日用の靴を改めて見る。
……所々ハゲて、汚れていた。
「靴は自己評価」
これが自己評価なのか?
私は靴探しの旅に出た。
予算1万5千円。
ショッピングモールに1人突撃。
1番最初に見つけた靴屋は靴がメインだけど服も販売していて、おしゃれ過ぎて近づき難い。
「自分の可能性を捨てるなぁー! うりゃあー!」
って入った。
店員さんに要望を話して、
足を3Dで計測して、
試着した。
緊張してたどたどしい喋り方になっていた。
でも、店員さんも緊張してた。
丁寧な接客。尊敬してしまう。
試着時、靴紐を結んでくれたので、
じーっと観察した。
この日以降、私の靴紐の結び方はこの店員さん由来のものになる。
お礼を言って店を後にした。
次に入ったのは人も店員も入り乱れるごちゃごちゃした靴屋。
店員さんに要望を伝え、試着しまくった。
先程の店と比較して、丁寧な接客では無かったが、私の要望に真剣に向き合い、色んな靴を熱意を込めて説明してくれた。
先程の店とは別の意味で、店員さんを心底尊敬した。
私は小学生の頃から外反母趾があり、痛くならない靴は大変貴重である。
その店に私に合う靴は無かった。
店員さんから百貨店に行くよう勧められた。
スポーツ用品店のウォーキングシューズを探してもいいかもねとも言われた。
その後、スポーツ用品店含む靴屋を6店程渡り歩き、計何十足と試着した。
その過程でもう一度別の場所の同じ機械で3Dスキャンをやったが、少し違う結果が出た。
勧められる靴も変わった。まさかの事態。
(百貨店は家からちょっと遠いので行かなかった)
結局、靴を買うに至らなかった。
主な収穫は
ニューバランスの靴はかかとの形が合わず、試着した全ての靴において、かかとがすっぽ抜けるということが分かったこと。
ウォーキングシューズはアシックスと相性が良さそうということが分かったこと。
でも、これらのブランドって、先述のコンセプト達に合うものなのか???
まあいいか。
まだまだ試着していないブランドは沢山あるので、いつかは百貨店に挑戦してもいいのかも知れない。
帰宅し、靴箱を開ける。
目に留まったのは
以前、横浜に行った時に購入した靴。
デザインも気に入っているし、履きやすいが、合う靴下が無くてあまり履かなくなった靴。
……あれ?
これって?
必要なのは「靴探し」ではなく、「靴下探し?」
方針変更!!!!
その後、私は元々靴箱にあったその靴を
わくわくしながら履き続けている。
そして、のちにその靴を基準として他の服を選び始めるが、それはまた別の話。
探し物はすぐそばにあったとさ。