宗教勧誘で有名なエリア!? 〜四国遍路日記 14日目〜
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昨日の工程、4.7万歩でびっくりしたものの、他の遍路体験記では5.3万歩のものもざらにあった。割とそんなものなのかもしれない。
てか、歩き遍路のスケジュールの目安、大体歩き遍路が大好きな人が作ってるので、目安自体が狂ってるのかもしれない。
老人含め、歩き遍路やってる人々を体力が普通の人だと思わない方がいいのかもしれない。
たぶん、普通の基準が違う。
朝ごはんを食べた後、ビジネスホテルに荷物を預けて清滝寺に向かう。
途中、ヘアピンカーブの舗装路が続く。
本堂にお参りしたら、本堂内に沢山人が居た。何かしら作業しているようだった。
なんというか、地域の集会所感。
四国の名産、すだち(徳島)、文旦(高知)、ポンカン(高知・愛媛)、みかん(愛媛)と、柑橘系がとても多い。
そう考えると、香川のうどんって異色……。
寿司を食べる前に、ビジネスホテルに預けた荷物を取りに行った。
12:00を過ぎても預けっぱなしってのはよくないだろうと思って。
寿司は預けた。
荷物を回収し、寿司も食べた後、青龍寺へ向かう。
県道に入る。
このエリア「土佐市ドラゴンバス」なるものが走っている。
乗らなかったけど。
そして、先程写真を撮った場所、奇怪なことが起きた場所でもある。
車が目の前で停車し、おじさんが声をかけてきた。
「これから青龍寺へ向かうから乗せてあげるよ!」
「今のタイミングで乗せてもらうと、早く着きすぎて宿に入れなくなると思うので、結構です!」
すると、車がUターンしてきた道を引き返した。
これから青龍寺へ向かうと言っておきながら、逆方向へ向かったぞ!?
奇妙である。
この先青龍寺へ向かうルートは2通りある。
長いトンネルを行くルートと山道を超えるルートである。
私は何を思ったのか、山道を選んだ。
雨が降っていたけど。
この道は「青龍寺みち」という国の史跡になっているエリアで、外国人向けの観光マップにも記載されているのを見かけた道である。
石畳が多く、かなり整備された道だった。
ここを越えたら、道が急に荒れてきた。
山の中の川の途中に現れるコンクリの壁がちょいと怖い。
小さなダムみたいだ。
(なお、この先何度も川の中のコンクリの壁は現れる。)
横波半島に入る。
こちらも山道と国道ルートが選べる。
なんとなく山道を選んでしまった。
山道を抜けると青龍寺が見えてきた。
本日の宿は民宿なずな。確実に日の入りに間に合わない。またやらかした。
宿に電話したら迎えに来てくれるとのこと。
宿の車を待つ間、納経所の近くの屋根で休んでいたら猫が居た。
遍路中、猫によく出会う。
車に乗せてもらい、宿に向かう途中、宗教勧誘に遭ったか聞かれた。
どうやらこのエリア、宗教勧誘多発エリアらしく、後日調べたら大量の宗教勧誘エピソードがヒットした。
下記抜粋
最後に引用したサイトには下記の記載があった。
宿の人曰く、
長いトンネルの近く、デカい橋の近く、横波半島に入ってからの県道エリア辺りが宗教勧誘多発スポットらしい。
今日も宗教勧誘を受けた人が居たようだ。
だが私は山道を選びすぎて、宗教勧誘多発スポット近くを回避していたみたいだ。
ただ、先述のUターンしたおじさんについては「それ、もしかしたら宗教勧誘だったかもね」と言われた。
上記にて引用した遍路体験記の中にも、場所は違えど車接待を受けたら宗教勧誘を受けた人の話がある。
民宿なづなに到着したら、猫が居た。
人懐っこい猫だった。
写真右上の牡蠣は横浪半島内の湾で採ってきた地牡蠣だそうだ。
(※宿を経営している一家の一員に免許を持っている海人さんが居る。)
最近、採れる牡蠣の量が減っているようだ。
◇プランニング◇
ビジネスイン土佐 → 35 → (ビジネスイン土佐) → 36 → 民宿なずな
☆本日の歩数☆
33279歩
*かかった金額*
食料 220+30
納経 600
賽銭 35
洗濯 100
宿 7900 (夕朝食付き 民宿なずな)
計 8885円