高知駅周辺を観光 ~四国遍路日記 10日目~
前回記事
朝7時ごろ、民宿うらしまを発つ。
不動岩と言うらしい。
室戸岬を越えてから、度々ハイビスカスを見かける。
のいち駅で降りた。
大日寺へと向かう。
……ここで遍路に詳しい方は違和感を感じるかもしれない。
「金剛頂寺(26番)の次は神峯寺(27番)ではないか?」と、「大日寺は28番ではないか?」と。
つまるところ、帰りの高速バスを今日で予約している。
なので、今日中に高知駅に行かなければならない。
しかし、神峯寺(27番)は山の上にあり、行くのにそこそこ時間がかかるらしく、神峯寺に行ったあとに高知駅に行くとなると慌ただしい。
28、29番も交通機関があまりないところにある。
考えた末、「金剛頂寺(26番)と大日寺(28番)だけ行って、その後は高知駅周辺を観光しよう!」ってことにした。
(ただ、今になって思えば、神峯寺ぐらい行けたんじゃないかなと思う。神峯寺はへんろ転がしとして有名な場所なので、ビビッてただけかもしれない。)
大日寺はそこそこ坂を登る札所だった。
のいち駅へ戻る途中、目の前で車が止まった。
「これで飲み物でも買いなさい」と、500円玉を握らされた。
ちなみに、のいち駅から大日寺まで、約35分かかる。
駅メロもアンパンマンのマーチだった。
高知駅に着いた後、私ある場所へと向かった。
はりまや橋である
高知がっかり名所の1つだ。
中国人観光客がいっぱい居た。
再び高知駅前に戻る。
その後、高知歴史博物館に向かった。
高知歴史博物館で、博物館と高知城のセット券を買い、まずは高知城に向かった。
「昼寝を禁ず。」ってのが、少しおもしろい。
高知城を降りた後、博物館に入った。
なんと、「大名道具と土佐の文化・日本の美」コーナーは休室だった。
代わりにとポストカードをもらった。
道具や刀剣や美術品が見れないって……来た意味は一体? となりかけたが入った。
当時の企画展は「高知公園150周年 高知城~未来へ伝えたい地域の宝~」である。
地元住民や高知オタクなら多少は楽しいかもしれないが……地味だった。
こうして博物館をうろついていたら、おじさんに話しかけられた。
どこから来たの? 宿代ってどのくらいかかってるの? 何日目? こんな企画展じゃつまらないでしょ?
などなど。
適当に応対していたら、急に5000円札を押し付けられた。
突然の出来事に呆然としていると、こう言われた。
「南無大師遍照金剛と言いなさい」
気圧されて、「南無大師遍照金剛」と言ったら、おじさんはそそくさと立ち去った。
しばらくの間、私は何が起こったのかよくわからなかった。
以前お遍路さんからご飯がおいしいとオススメされた「ひろめ市場」に向かう。
ひろめ市場に入るとおばちゃん3人に囲まれた。
急に手を触られて、「若者の元気吸い取ったからね!」とはしゃぎながら去っていった。
ミレーおじさんといい、5000円おじさんといい、ここのおばちゃんといい、なんというか、高知県民は独特のフレンドリーさがある気がする。
たまたまかもしれないが。
机に「ナンパ・セクハラ・痴漢禁止」といった内容の注意書きがある。
食事をしていたら、となりの席の男子大学生グループに絡まれた。
お遍路さんだ! 若い! 一日3万歩越え!? えぐっ!
などなど
適当に応対していたら、こう言われた。
「一緒に飲まんか? ビール奢るよ!」
定食を頼んだ屋台のおねえさんの苦笑いが見えた。
「そろそろ行くので」と、その場を離れた。
カツオのたたきは美味しかった。
またまた高知城に戻った。
私はよさこいの演舞を何度か見たことがあるのだが、「これをよさこいと言っていいのだろうか?」と思った。
その場で出会った高知のおばちゃんも「これはよさこいではない気がする」とか言ってた。
高知城ライトアップを見終わった後、高知駅に戻った。
高知駅前にストリートミュージシャンが居た。
高知駅のバスターミナルから、四国を離れた。
恐らく、またすぐに来るだろう。
◇プランニング◇
民宿うらしま→26→不動岩
平尾第二 8:58 → 奈半利駅 9:28
〇高知東部交通
奈半利駅 9:50 → のいち駅 10:51
〇土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線
のいち駅 → 28 → のいち駅
のいち駅 12:54 → 高知駅 13:30
〇土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線
高知駅 → 高知城 → 高知歴史博物館 → ひろめ市場 → 高知城 → 高知駅
(※徒歩)
高知駅より夜行バスで帰宅
☆本日の歩数☆
31929歩
*かかった金額*
バス代 840
電車代 1080+590
食料 387+234
ひろめ市場 1150
納経 600
賽銭 25
高知歴史博物館(企画展)・高知城セット券 900円
高知城ライトアップイベント 800円
お接待 -5500
計 1609円
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