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遺伝子について
何十年も続く「できるできる詐欺」
30年前、科学技術の進歩は希望に満ちていた。同じナス科だからという理由で、トマトの実をつけながら根にはジャガイモができる「夢の植物」が期待されていた。幼い私もそれを聞いてワクワクした。だが、30年経った今、それが実現したという話は一度も聞かない。
遺伝子組み換え技術は確かに存在する。しかし、世間に広く知られる画期的な成果はほとんどない。現実には、農薬耐性や成長速度の向上といった「目に見えにくい改良」にとどまっている。確かに、筋肉質な牛が報告されたことはあるが、ホルモン剤やステロイドを用いたものがほとんどで、遺伝子操作の直接的な証拠にはなっていない。
遺伝子組み換えの技術は本当にあるのか?
科学は日々進歩しているはずだ。だが、私たちはDNAの形状を正確に撮影することすらまだ実現していない。それなのに、どうやってDNAの一部を切り取って正確に組み替えるのか。その技術的な説明はほとんど一般に公開されず、科学者たちの間でのみ語られている。
ある科学者の証言──「不透明な研究ほど補助金が出る」
昔、ある科学者が講演でこう語った。「分かりやすい研究には補助金が出にくい。だからこそ、できるだけ高度で複雑に見せる必要がある」。つまり、意図的に難解にし、政治家や行政に対して理解を困難にすることで、研究資金を確保する戦略があるという。
遺伝子組み換え技術も同じ構造になっていないか? 高度で難解な専門用語を多用し、一般の人々が理解できないようにする。その結果、技術の本質は曖昧なまま、学者たちだけが利益を享受する構造ができているのではないか。
変化の兆し──「おかしい」と感じる人が増えている
実は、遺伝子組み換え技術の透明性に疑問を持つ人は増えている。だが、そんなことを口にしようものなら変人扱いだ。多くの人が社会の同調圧力を恐れて、匿名でしかこの種の疑問を投げかけることができないのが現実だ。
しかし、疑問を持つ人間が一定数を超えたとき、この構造は崩壊する。トランプ大統領になってから、アメリカでは様々な分野で真実が暴かれている。科学技術に関する事も、かなりの部分が嘘にまみれているはずだ。真実が明るみに出る日が、そう遠くないかもしれない。