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敵に備える者が勝利します

[ネヘミヤ記 4:16,17]

その日以来、私の配下の若い者の半分は工事を続け、もう半分は、槍、盾、弓、よろいで身を固めていた。隊長たちがユダの全家を守った。城壁を築く者たち、荷を担いで運ぶ者たちは、片手で仕事をし、片手に投げ槍を握っていた。

今日の聖書箇所
ネヘミヤ4:15〜23

今日もネヘミヤ記から恵みをいただいていきましょう。

ユダヤ人の敵であったサンバラテとその仲間は密かにエルサレムに侵入して暴動を起こし、城壁再建工事を妨害しようとしました。

ネヘミヤはそれに対して祈り、最善を尽くして敵の攻撃に備えます。ネヘミヤは部下たちを実際に働く者と武装して守る者とに分けてエルサレムの防備を固めます。

また夜襲、奇襲に備えて夜も武装した者たちを見張りにつけ、眠る時も服を脱がずにいつでも戦える備えをするのです。

[ネヘミヤ記 4:22,23]

そのときまた、私は民に言った。「それぞれ自分の配下の若い者と一緒に、エルサレムの内側で夜を明かすようにしなさい。そうすれば、夜には見張りがいて、昼には働くことができる。」私も、私の親類の者も、私の配下の若い者たちも、私を守る見張りの人々も、私たちの中のだれも服を脱がず、水場でもそれぞれ投げ槍を持っていた。

そして奇襲に備えていつでも民が集まって戦えるように準備します。

[ネヘミヤ記 4:19,20]

私は有力者たち、代表者たち、およびそのほかの人々に言った。「この工事は大きく、また範囲は広い。私たちは城壁の上で互いに遠く離れ離れになっている。どこででも、角笛が鳴るのを聞いたら、私たちのところに集まって来なさい。私たちの神が私たちのために戦ってくださるのだ。」

ネヘミヤはサンバラテとその一味との戦いがただの人間の戦いではなく主の戦い、信仰の戦いであることを教え、主が勝利させてくださるという勝利の信仰によって民を励ますのです。

ネヘミヤは敵の攻撃に対して全く隙のない備えをしてそれに勝利していくのです。サンバラテとその一味はこのような万全の備えを見て、地団駄を踏んで悔しがったことでしょう。

私たちもまたこの地上ではいつサタンによる霊的な攻撃を受けるか分からないことを忘れてはなりません。ネヘミヤの対応はそのまま霊的な戦いに適用できるのです。

私たちもいつ敵の攻撃があるか分からないので決して油断してはいけません。いつも目を覚まし霊的な武具を身につけて堅く立たなければなりません。どんな時も目を覚まして祈り続け、また御霊の剣である御言葉をしっかりと握るのです。

ネヘミヤたちは夜も服を脱がず戦いに備えていました。私たちも神は愛だから大丈夫などと気の抜けたことを言っていてはサタンに隙を突かれてしまいます。霊的な緊張感を持って絶えず祈り、御言葉を聞き続け、霊的な武装を固めるのです。

そして私たちもまた絶えず集まり、また何かあった時にはすぐに集まって霊的な戦いをしなければならないのです。それぞれが戦っているなら負けてしまうのです。集まって祈り、共に霊的な戦いを戦うのです。集まることをやめないのです。そのようにしてサタンに隙を与えることなく私たちも家庭、教会、地域において霊的な城壁、神の国を建て上げ続けていくのです。

隙あらば私たちをいつでも倒そうとしている敵がいることを決して忘れないようにしたいものです。

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