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色を見る

絵を描くことが好き。

自分の思い出の記録として描く。

私は言葉の表現がうまくないので、そのときに感じたものを残せる手段をたくさんもっていたい。絵はそのひとつ。写真を見ながらでしか描けないけれど、その時間はすごくたのしい。

最初は高校で買った油絵具セットが残っていたから始めた。筆の動き、立体感をまるごと感じられるところが好き。鑑賞も大好き。

でも私は絵がへたな部類なので、美術の時間にちょこ~っとならっただけでは使い方はわかっても上手な描き方はわからない。ということでさっと(なわけなく写真と長い間見つめあいながら)描いていた。

今までシャーペンで書いてそのまま、が多かったけど、つまんなくなって色をぬるようになった。それで気付いたのが、色んな色があるなあってこと。

昔100均で買ったノック式色鉛筆、10色を使っている。黒・茶・青・水色・ピンク・黄色・オレンジ・緑・黄緑・赤。混ぜ合わせて色をつくる。この色とこの色を混ぜればこうなる、もう少し暗くしてみる。もう少し明るくしてみる。100均だからか、私の技術がないからかレパートリーそんなにないけど、すごーくたのしい。

たとえば花、といっても花びらはグラデーションになっていたり、筋には別の色がついていたり。ぱっと見だけで判断してきれい~なんて言っていた。衝撃だったのはクラゲ。ピンクの灯りに照らされて色んな色に変化していた。鑑賞したときには気付かなかった。

ほかにどんな色をもっているのか、もっと見たい。見方でどう変化するんだろう。

当たり前なんだけど光と影でそこにあるものとして見える。絵って、人の目っておもしろい。小学生・中学生・高校生と意味わからんくらい絵うまい友達やクラスメイトをただただすごいなーって見てるだけだった。絵はむりだってずっと思ってた。でも私、今になって興味湧いてる。もっともっと深く突き詰めていきたいなって思う。たのしみー!

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