占い師と、副業占い師
「商売の表も裏も知ることはおもしろい」ポルカてんちょ、です。
私は占い師でもあります。
数秘術という占いを過去に学んで、その協会でファシリテーターになり、その後は脱会して1人で研究を続けています。
私はもともと占いが嫌いでした。
なんだか権威性を持つ個人(の占い師)が、嘘か本当かわからないような事を正解のように言って、人の人生に影響を与えてしまうのは違うんじゃないか、と思っていました。
そして、占いの根拠を疑っていました。なんでそんな事が言えるのか?と。
でもこれが、実際に占いを学んで実践していると、当たる理屈がわかってきたりもしたんで俄然興味が湧いてきたんです。
「何で当たるのか」と。
意識が現実化する、という話はまだまだ怪しいと思う人もいるかもしれないけれど、例えばある女性が「私の彼は浮気している」と疑うと、その日以降の彼のどんな行動も怪しく見えてきてしまうし、それがエスカレートして浮気の証拠を見つけようと行動してしまうし、その行動力で大したことではない事を見つけても「浮気の証拠だ、やっぱり浮気してた」としてしまう、というような流れ、想像できると思うんですが
これは疑うことがスタートになって、その後の行動や結果を全て決めてしまう、という「現実化」だと言える。そして、心理学的に説明すると、概ね現実はどれもこんな構造になっていて、無意識か意識的かに関わらず「人間の思い込み」がスタートとなって結果を作っているんだよ、だから
自分で現実を創っているし、創ることができるとも言えるよね。それが「意識が現実化する」という話ですよと
占いも、無意識かもしれないけれど自分が感じたり考えたりしていることの結果が、結果として自然に「出てくる」という仕組みであり
人間の思い込み通りの結果が出るので「当たる」んですね。
実際はそこまで単純ではないのですが、ものすごーくカンタンに言えば、そういう事です。
でもこれは、タロット占いとか霊視鑑定のような「カードをめくる」「降りてきた言葉を伝える」系の、知識を必要としない占いにおいて特にその現象が見えやすい話で、その場合、占い師に必要な技術というのは
自分の主観を全く入れずに意識をどこまでもフラットにし、事実ベースでお客様に向き合うという意味での「技術」(鍛錬に近いかも)です。
占い師の主観を入れると結果が歪んできますからね。
西洋占星術や、私が得意とする数秘術は、それとは別に高度な知識が必要です。知識ベースに、その人の感じることや考えていることが結果に乗ってくるので、もちろん当たる上に、非常に高度な鑑定ができる、と、こういうわけです。
技術は学べば習得できるけれど、実際、占い師にとって一番難しいのは「自分の主観を全く入れずに意識をどこまでもフラットにし、事実ベースでお客様に向き合う」ということですね
私の率直な体感では、主観的な占い師が8割くらいを占めているのではないかと予想できます。それくらいみんな良くも悪くも人間的。
お前はどうなんだって話ですが、私は逆に自分の感情を殺すことは得意で、主観を入れずにはっきり伝えるので占い師にはおそらく向いているんですが、一部界隈では怖がられているし、友達は少なくなります。
何かを得れば何かを失うのは世の常です。
ところで
コロナ以降、急に延びている「副業占い」という仕事、知っていますか?
副業で占い師をしている人たちのことです。
数時間だけ勉強した占い師が、毎日バンバン誕生しています。
こういう人って、どんな風に占いをしているんだろうか。
ココナラでは、何千件とか、何万件とかの評価をもらっている強い占い師もいます、それも、副業占い師で。
そういう人はどんな風に占いをしているんだろうか。
今日はそんな、占いとか副業占いとかの商売の話をしようと思います。
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