「笑顔の裏で見失った本当の私」
環境が作る思い込みと私の心
幼い頃からのクセ? 私は母や友人、周囲の人の顔色をうかがいながら生きてきた。
それは、周りに気を使うことが自然な環境で育ったからかもしれない。
さらに、「あなたは女の子なのにブサイクだからニコニコしていなさい」と言われ続けた影響もあったのかも。
どんな時でも笑顔を絶やさないようにしていた。意識していたわけではなく、それが当たり前になり、辛い時でさえ笑顔でいる自分がいた。
人を大切にするあまり失った、自分らしさ
人の気持ちを優先することは、私にとって自然で、むしろそれが「正しい」と思っていた。
でも、その結果、自分の意見や感情を無視する癖がついていた。
そして、気づけば私の気持ちは周囲からも気にされなくなり、そんな現実を引き寄せていたことに、最近になってようやく気づかされた。
さらに、人の気持ちを気にしすぎる癖は、自分を傷つける原因にも…
例えば、誰かに何か悪いことが起きると、まるで自分のことのように苦しくなったり、悲しくなったり…
テレビで流れる辛いニュースでさえ、心が痛むことがある。
一見、こうした感情は「優しい心」のように見えるかもしれない。
でも、そうじゃない。
本来なら一番大切にするべき「自分の心」を無視しているからこそ生まれる感情!
実際、それは自分に対して優しい行為でなく、むしろ自分を傷つけることになっていた。
誰かのために笑い続けた私のこれから
今の私には、まだまだ「人は人、私は私」と割り切ることは簡単には思えない。
でも少しずつ、自分の気持ちを優先する練習をしている。
「自分を大切にする」
この言葉を思い出しながら、毎日少しずつ前に進んでいこうと思います。