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オーストラリアを旅する高校生


どうも、こんにちは。弟です。


TOEICについての記事について書き始めた
つもりであったが気づいてみたらどうでしょう。

この話の中では
私はオーストラリアのシドニーにいる。

数分前に初対面を果たした
ホストファミリーの車で
これから2週間住む家に向かっている最中であった。

では、前回の続きをどうぞ。

ホストファミリーの叔母さまは運転をしつつも
私たちに気遣いとても話かけてくれる。(もちろん英語である。)

私達、3人は目を合わせ
首をかしげ笑うしかなかった。

もちろん
全く聞き取れなかったからである。

彼女は、終始
「HA !HA!HA! OK!」と言って
笑ってくれてました。

これだけは聞き取れました。

そんな、微妙な空気が車の中を包み込むこと
約30分が経った頃だっただろうか?

ごく普通の道で車は停車し、
彼女は恐らくこう言った
「ついたわ!降りて!」と

そして、車を降りた
私の視界の前には
ポツリ、ポツリと豪邸が立ち並んでいた

正直、これから2週間どれがその住む家
であっても大当たりだな。と内心思った。

しかし、甘かった。
私はまだ甘すぎたのである。

日本で暮らしている生活が
世界の全てなんだと勘違いしていた
ことを思い知らされる。

私の予想なんて遥かに超えていた。
どの家が当たりなんだろう?ノンノンノン!

全ての家が
彼女の一族の家なのだから。

この止まった道路ですら
所有地の1つでしかなかったのだから

ホストファミリーは
膨大な土地に、大豪邸をいくつも建てて
一族で住み分けていたのである。

4人家族である私の家族で例えるなら

父はあの豪邸。
母はあの豪邸。
兄はあの豪邸。
私はあの馬小屋。みたいな感じだろうか?

違うかな?
まぁーいいです。

部屋という概念より家という概念で
プライベート空間を分けていたのである。

ひと家族につき、1人の学生が
ホームステイをするという留学なのに
なぜ?私達だけ3人一緒なの?

私達があまりに英語の成績が
悪い生徒3人だからの学校側の配慮なのか?
と車の中では考えていた。

しかし、謎は解けた。
1つの家族ではあるものの、
1人1人がそれぞれホームステイ迎え入れに
挙手をしていたのだと。

翌日、オーストラリア同行の教師に
聞いてみたが。

それは、知らなかった。と言っていた。
家が近いから一緒に送っていくとだけ
聞いていた。と言っていた。

ともあれ、1人でホームステイなんて
心配でしかなかったので。寝るところは
バラバラだけど内心とてもホッとしたのであった。

車を降りてからは
お父さまが。住む家にまずは案内され
そこで3人は晩御飯を食べることなった。

どんなフルコースでもてなされるのかと
ウキウキし過ぎて目の前に置かれた
ナイフとフォークをドラムスティックに見立て
テーブルに叩きつけ、海外式のウキウキワクワクを
表現した。

しかし、期待とは裏腹に出てきたのは
ボールにたんまり入ったサラダと

カレーライスだった。

ナイフとフォークをテーブルに叩きつけて
ワクワクをアピールしたことで
こいつらは、知能低めやと認識された?
まさかの急遽ディナーのメニュー変更?

父親が
「お母さん!!昨日余ってたカレーあったやつで
ええやろ?」て会話してたような気もします。

英語で内容が分からない以上。
全て自分の都合で聞き取ってしまうのが
人間というものです。

ちなみに、カレーと言えば
皆さん!まぁーいいやん。と
日本のカレーを思い浮かべるのでしょう?

ちっちっち!
ここでまた私の初体験。
もー愕然いたしました。

そうです。タイ米ですよ!

初めて食べました。

はっきり言います。
まーじで食べられたものではありません。

カレーのルーを
タイ米に絡み合わせたら
なんとか食べられるのですが

オーストラリアスタイルなのか
昨日の余りのカレーだからなのかは
理由は分かりませんが

これがまた
カレーのルーがめっちゃ少ないの!

全てがいい体験です。

タイ米食ったことある日本人31歳は
どれだけいるのか?

僕は食べました。

何はともあれ、手を合わせてご馳走様です。
日本の礼儀は忘れてはいけません。

そして、私達3人は
それぞれの家へと案内されるの
であった。

私の家は、お婆ちゃんが住んでいる
豪邸でした。

さ、豪邸を案内しよう!

まず、私以外に4人の海外からの
ホームステイを迎え入れて居ました。
中国の学生がいたり、アメリカの学生がいたり

それぞれに部屋が与えられています。

私とアメリカ人との2週間の
熱い恋物語があるかは最後まで読まないと
分かりません。

そして、私の部屋は
扉を開けると、とにかく広い部屋。
私1人の部屋にも関わらず

もう広すぎて
置くものもなかったのか
ベッドが3つ置かれていました。


私はおばあちゃんに
お近づきの印として
日本のお土産として持って行っていた
唐草模様の巾着をプレゼントした。

「very beautiful」と
凄い喜んでくれたことを今でも
覚えています。

言葉が伝わらなくても
喜んでくれてるとかは伝わるのだよ
TOEIC猛勉強中の諸君。

必死に調べた言葉を並べて
「お風呂に入っていいですか?」と伝えた。

そしたら、おばあちゃんは
「もちろん、ここはもうあなたのお家なのなのよ!」
みたいなことをTOEFL450点の私が聞いたら
言っていたとおもいます。

もしかしたら、TOEFL650点の人が聞いたら
「オレンジレンジを知ってるかい?」
と言っていたかも知れません

おばあちゃんも優しそうな人だし
オーストラリア楽しい留学になりそうだ。

続く。

たった、2週間しか行っていないのに
書くことがあり過ぎます。

まだ、もう少し書かして下さい。
次は、お父さんブチギレ。

では、次回兄のテーマは
「年末年始旅行記」お楽しみに!

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