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常識に縛られている



どうもケイタさんです

皆さんも
常識がある。常識がない。
という言葉を耳にしたり、感じたりした経験があると思います。

ケイタさんも
「何だこいつは?常識のないやつだな!」
と思ったりする事があります。

つい先日
某有名チェーンの定食屋に行った時の事なんですが

ケイタさんは
生ビールとチゲ鍋定食を注文しました。

チゲ鍋定食が届いて、食べ始めるのですが
いつまでたっても生ビールがこないので

注文をとってくれた店員さんに
「生ビールも頼んだんですけど、、」
と伝えると

「はい!注文通ってます!」
と元気よく答えてくれました

が、その後いくら待っても
ケイタさんの生ビールが来ないのです、、

再度、同じ店員さんに
「ビールまだですかね?」と尋ねると

「もう持ってきていいんですか?」
とすごく純粋な目で質問するのです

ケイタさんは驚きつつも
「はい」と答えると

「わかりました!すぐお持ちします!」
と元気に返事をしていただき
厨房に向かって行きました。

そしてようやく届きました!
念願の、待ちに待ったビールが!

でもケイタさん
その届いた生ビールをみて唖然としました。
そのビールジョッキの中に
たんまりと氷が入っていたのです。

ケイタさんは一瞬思いました、

もしかしてこれはノリツッコミをした方がいいのか??
ビールに氷が入っているなんて、ありえない状況だぞ、、
ケイタさんは試されているのかもしれない、、、と

そう考えているうちに
その店員さんは、さーっと厨房に戻って行きました。

ケイタさんは
その店員さんのあまりの常識の無さに
怖くなってしまったので

別の店員さんに、ビールに氷が入っていた
と伝えたところ
すぐ新しいものを持ってきてくれました。

ビールに氷を入れて持ってきた店員さんは
今日が初出勤の高校生のアルバイトの子らしく

この店員さんは、高校生アルバイト君の教育係にあたる方らしい

教育係の方が
「ほかの飲み物には氷を入れるが
ビールだけは氷を入れない
ということを教えていなかった私のミスです
申し訳ありませんでした」と
とても丁寧に謝罪をしていただきました。

この丁寧な方は
あんな常識のない高校生アルバイト君の教育係を任されてしまったのか、、

この方が、今後また別の事で
彼の代わりに謝罪をする事になるかもしれない
と考えると、とても可哀想に思い

ビールを持ってくるタイミングの事についても触れさせてもらった

ビールを「もう持ってきてもいいんですか?」
と純粋に聞いてきた高校生アルバイト君は
ビールの事を何も分かっていないんではないか?と、、

その方はもう一度
ケイタさんに謝罪をし
高校生アルバイト君に話を聞きに行った

教育係の方が戻ってこられ、話を聞くと
高校生アルバイト君の中でビールは
食後のコーヒーと同じ扱いの物という認識だったらしい

教育係の方は
「まだまだ常識のない子で、私がしっかり教育いたします。本当に申し訳ありませんでした」

と再度謝罪していただきまして

ケイタさんがその教育係の方にチップの一万円札をお渡しして(お会計の伝票だったかもしれません)
その話は終わりました

ケイタさんはその時、心の中で
なんなんだあの高校生は!
あんなに常識がない人間は初めて見た!
と思ってしまいました。

でも改めて考えてみますと

この考え
って自分はある程度の常識がある!
という前提での考えですよね。

ふと思ったんです
ケイタさんも「こいつは常識がない人間だ!」
と思われた事あるんやろうな、、、と

そもそも常識とは、なんぞや?
と思い

常識という言葉をネットで調べますと

「一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識」
と出てきます。

「普通の知識」
これ線引きが非常に難しいですよね

どこまでが「普通の知識」ですか?

ビールinアイス事件の話で言うと
高校生であれば、もちろん飲酒の経験などないでしょうし
家族の中にお酒を飲む人がいなかった場合

ビールがどのような物か知らず
ビールに氷は入れないという知識は
彼にとっては「普通の知識」ではなく「専門的な知識」だったのかも知れません

TVドラマでなんぼでもそんなシーンあるやろがい!とも思いますが

若い方々はTVを見ない人が多い
という情報も聞いた事があります

ましてやビールに全く興味がなければ
ドラマで見てもビールジョッキの中に
氷が入っているか、入っていないか
なんて気にも留めない事でしょう



ゆうすけの「これからの人生」という投稿を見てみると(まだの方は読みなさい)


『「我が生涯に一遍の悔いなし」
「Dr.ヒルルク」の2つは、
日本人ならば全員知っている体でお話を進めています。
今後私が知っているものは日本の常識だ
と考え進めて行きます。
知らなきゃ置いていきます。』


と書いてありました。

兄弟であるケイタさんでさえ

「我が生涯に一遍の悔いなし」
は北斗の拳の有名なセリフなんだろうな、、
くらいの知識ですし

「Dr.ヒルルク」に関しては
ワンピースに出てくるキャラクターだ
と言う事しか分かりません

もちろん顔もわかりませんので
ケイタさんがDr.ヒルルクと街ですれ違っても絶対に気づきませんし
Dr.ヒルルクに「一緒に写真撮りましょうか?」
と言われても、多分断ります。

ケイタさんは
ゆうすけの理論でいくと
常識のない人間になってしまいます。

もっというと、
日本人ならば全員知っている!
日本の常識だ!
とまで書いてありますので

ゆうすけから見ると
ケイタさんは非国民だと思われてしまう。
まであるのです

まぁここまで読んでいただいた方なら
ケイタさんか、ゆうすけのどちらが
非常識かは分かっていただけると思います(ゆうすけの方だよね?ね?そーだよね?)

ケイタさんは自分が思う常識は
他人にとっても常識だ
と思ってしまっていたかもしれません。

そーいえば
ケイタさんの知り合いで

タクシーに乗った事が無くて
タクシーの料金システムをまったく知らない、
という人もいましたし

坂上忍さんを知らない、という人もいました。

でもそういう人たちが当たり前に知っている事で
ケイタさんが知らない事もいっぱいあるんだろうな、と思うと

「こいつは常識がない奴だ!」
なんて思うのは良くないなと思いましたし

それこそ多様性の時代ですから

「常識」という言葉自体が
今の時代にはふさわしく無いのかも知れません

10年後には「常識」と言う言葉が放送禁止用語になっているかもしれませんね
〇〇〇〇や、〇〇〇みたいに(どんな言葉かはご想像にお任せします)


まぁどんだけ譲歩しても
ビールに氷を入れないのは「常識」やけどな!!!!!!怒


おわり



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