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2022年マイベストコラム 第1弾

こんにちは!早稲田哲学カフェのあきひとです!
12月も中盤に差し掛かり、いよいよ年の瀬も目の前に迫ってきましたね。個人的にはあっという間の一年だったなという感じがしています。皆さんは今年一年どんな年だったでしょうか?

2022年最終月のコラムテーマは「2022年マイベストコラム」です。今年3月に解説した早稲田哲学カフェのnoteアカウントですが、毎月一つのテーマで各メンバーのコラムを投稿してきました。今月のコラムでは、それぞれのメンバーが今年このアカウントで投稿されたコラムの中で個人的に印象に残ったものを紹介していきます。第一弾では僕が好きだった早稲田哲学カフェメンバーのコラムを紹介していきます。

マイベストコラム 「トマトについて」

僕が今年最も印象に残ったコラムはメンバーのあべゆーによる「トマトについて」です。「食べ物について」のコラムで投稿されたものです。このコラムでの特徴的な考え方は、「苦手なものはセンスがないから苦手なのではなく、それに対する感覚が鋭すぎるから苦手なのだ」というものです。例えば、あべゆーがトマトを嫌いなのは、トマトの美味しさを理解できないわけではなく、トマトの持つあらゆる味覚的情報を汲まなく感じ取ってしまうから、逆に拒絶感を覚えるのだということです。

屁理屈と言えば屁理屈っぽい考え方ですが、個人的にはすごく好きです(笑)。最近巷では「鈍感力」という言葉がよく使われたりしますよね。あまりに感性が敏感な人だと、何をやっても大きなストレスを感じ取ってしまうので、鈍感にあれるということは一つの強みなのだというような言説です。これには一つの真実があると思います。とはいえ、敏感な人に「鈍感になれ」と言ったってなかなかなれるものでもありませんよね。無理に変えることもないと思います。でも何らかの環境や状況に打ちひしがれて自分のことを嫌いそうになった時に、「いや、これは僕が弱いのではなく、彼らが鈍感すぎるんだ」と考えるだけで少し救われますよね。僕はそういう考え方、結構好きです。


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