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設立3周年記念、遅ればせながら自己紹介

こんにちは!早稲田哲学カフェです。
おかげさまで本日2022年7月12日に、設立から3周年を迎えました!

我々がnoteを開設したのは2022年3月17日と最近ですが、これまで沢山の方々に投稿を見ていただき、大変嬉しく思っております。いつもありがとうございます!

つきましては、この投稿では改めて早稲田哲学カフェとはどんな団体なのか自己紹介をしようと思います。今まではちゃんとした文章でお伝えしてこなかったので、この機会に知っていただければと思います。今まで投稿を見てくれた方も、この投稿で初めて見る方も、ご一読いただければ幸いです!

自己紹介

一言で言うと、早稲田哲学カフェは哲学対話を運営している団体です。
2019年7月12日に、早稲田大学の授業「たくましい知性を育む」(通称「大隈塾」)のプロジェクト活動として発足し、以来メンバーの交代を繰り返しながらも現在まで活動を続けてきました。2022年の4月からは早稲田大学のサークルとして独立し、今後はより一層活動の幅を広げていこうと考えております。

団体の理念

そもそも哲学対話とは何なのか。聞いたことはあるけど、実際何なのかはよくわからない、そんな人もいると思います。

哲学対話とは、あるテーマについて自分の考えを話し、他の参加者の話を聞きながら、考えを深めていく場です。運営する団体によっては様々な形態がありますが、早稲田哲学カフェでは、知識よりも経験に基づいて対話を行うことを大切にしています。

哲学対話の持つ価値や意味合いは一人一人違います。ある人にとっては、多くの視点に触れる刺激的な場であり、ある人にとっては、単純にどんなことでも話せる心地の良い場だったりします。しかしどんな参加者にも共通しているのは、哲学対話の中では普段の生活や会話の中では開かれない何かが存在していると言うことです。私たちはみなその何かを大切にして、それを多くの人にも共有していきたいという信条のもと、以下のような理念を設定しました。

「対話の輪を広げる」

一度哲学対話に参加した方が、次は自分のコミュニティで対話を起こし、またそこにいた誰かが別の場所で対話を広げていく。そういった連鎖を起こしたいという気持ちから、我々は日々哲学対話を開催しています。

哲学対話のルール

哲学対話で行うことは、その運営団体によって千差万別です。早稲田哲学カフェには早稲田哲学カフェの哲学対話があります。そしてそれを形作っているのが、我々が設定する3つのルールです。これを読めば、我々の対話がどんな感じなのか、少しでもイメージを持っていただけると思います。

  1. 否定をしない

早稲田哲学カフェが大切にしていることは、「議論」ではなく「対話」を行うことです。「議論」では、自分の考えの優位性を証明することがしばしば目的となりますが、「対話」はそうではありません。我々は全ての発言の背景には、善悪や正否で計れないその人の人間性や経験があると考えています。そして我々は参加者の方になるべく沢山そういった異なる視点に出会っていただきたいと思っています。そのためには、一度否定を抑え、その人の言葉の背景に耳を傾けていただければと思います。

2.傾聴の姿勢

これは一つ目の「否定をしない」ととても似通っていますが、早稲田哲学カフェが大切にする姿勢の一つです。全身を投じて相手の話に耳を傾けることで、よりその人の中核にある人間性に触れることができます。そして同時に、傾聴の姿勢を心がけることで、より安全な対話の場を作り出すことができます。聞き手が誠実であれば、話し手も誠実になる。そういった好連鎖を生むことで、対話は想像を超えて広がりを持ち、刺激的なものになります。

3.専門的な知識には必ず説明を加える

早稲田哲学カフェの哲学対話は「知識」ではなく「経験」をベースに話す場です。従って、参加の際に一切の哲学的知識はありません。むしろ、知識だけを披露しあう会には何の意味もないと思っています。とはいえ、自分の語りたいことを話す上で何らかの専門的知識を引用することが有用な場面もあります。そういった時は、ただ知識を出すのではなく、他の参加者の方がきちんと話についてこれるように、説明を付け加えていただくことをルールとしています。

おわりに

少し長くなってしまいましたが、早稲田哲学カフェがどんな団体か分かっていただけたでしょうか?

現在早稲田哲学カフェでは対話を月に2回行っております。一回の対話は60分から90分。基本はオンラインですが、今後は対面での対話も増やしていこうと考えています!

もしこの記事を読んで少しでも興味を持ってくれた方は、早稲田哲学カフェの公式ラインに登録してみてください。対話の募集、申込の受付はそちらで行っております。また、インスタグラム、ツイッター、公式ウェブサイトでも対話の情報を配信しておりますので、そちらもご確認ください!

noteでは今後もその月ごとにテーマを決め、メンバーの考えていることなどを発信していきます。noteは純粋にメンバーが色々なことを書いて楽しむ場にしたいので、基本的に対話の募集などは行いません。それでも興味を持っていただける方は、ぜひ覗きにきてください!

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは!


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