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金魚を迎えた翌日のこと

金魚を迎えた翌朝、起きてまず水槽を見た。
よかったー、みんな生きてる。

2020年10月1日木曜日、らんちゅう3匹を家に迎えた。生き物を飼うことじたい久しぶりで、ましてや金魚は初めてだもの。いちいち心配になる。

かつて兄が金魚を飼っていたのだけれど、私は全然関わりなかったし、職場でも金魚は(私が目にするところには)いなかった。
金魚初心者の私がちゃんとできるのかな。

1週間くらいは餌やり禁止、ってなにかで読んだので、とりあえず生存確認したあと、仕事に出かけた。


その日の私は仕事どころではなくて、家の金魚が気がかりで仕方なかった。
帰って◯んでたらどうしよう。ぷかーって浮かんでたら…。ジャンプして水槽の外に飛び出したりしてないかな。前に職場でそんな魚がいた※って聞いたしな。いやいや、フタかぶせてきたし、そんなはずはない。今日は残業しないで早く帰ろう。うん、そうしよう。明日は土曜日だし、おうちでゆっくり金魚を観察しよう。

いつもよりもテキパキと仕事を片付け、終業後急いで家に帰った。玄関ドアを開け、ただいまー金魚ちゃんたちげんきー?とまっすぐ水槽に向かう。



金魚3匹、ふつうに元気に泳いでた。

あーよかったぁ!出かけてる間に何かあったらって、心配だったんだからぁ。

今思うと、大げさでバカみたいだ。
それにしてもこの心配よう、私の金魚に対する親バカ…じゃない、主バカ?ぶりはこの時すでに始まっていたのかもしれない。


注※
水槽の外に飛び出したのは、以前の記事で書いたうなぎの元気なほう。水槽の外で息絶えていたところをみつかり、元板前の先生によってさばかれて、みんなにおいしく食べられたとさ。

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