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金魚のエサやり


気むずかしやさんなのか、私が見ているとごはんを食べないきーちゃん。エサを水槽に落とすと、食いしんぼうのふーちゃんと、泳ぎが上手なせーちゃんに、ほとんど食べられちゃう。どおりで、きーちゃんの体が小さいわけだ。

ううむ、飼い主としては金魚たちがごはんを食べる姿を見たいけれど、きーちゃんが「私の前では」食べないとなると、エサをあげてからすぐに私は退散しなければならない。

仕方がないので、朝のごはんタイムは、私が出勤する直前にした。水槽にエサを落としてフタをして、「ふーちゃん、せーちゃん、きーちゃん、行ってくるねぇ」と声をかけてドアを閉める。
うぅ、見たいのに。


ごはんタイムは、金魚の体調を観察するのに絶好の機会なんだそう。食いつきはどうか、体に異変はないか、など。
その代わり、私は朝一番のお掃除タイムによーく観察することにした。「おはよー、みんな元気ー?うんちとるよー」って言いながら、網でフンをすくう。フンの善し悪しもあるらしく、太くて長めのしっかりしたやつが◯。細くて中に空気が入ってたら、消化不良とか体調崩してる可能性あり。うん、大丈夫だな。どれがだれのかわかんないけど、みんな善きうんち。あとは体の異変がないか。動き、体表、エラやヒレに異状がないか、3匹ともよーく観察する。よし、いつもと変わらず。
食べるところはあまり見られないけど、みんなちゃんと食べてるみたいだし。きーちゃんも、少なくとも、痩せてない。


この頃、当初S氏からいただいたエサもなくなってきたので、新しいものに変えてみた。

小松菜入りで金魚の健康にいいらしいし、水も汚れないらしいし。


とにかく、ふーちゃんはよく食べる。口を大きく開けて、まるで掃除機みたいに吸っては食べる。新しいのも美味しいのかな。
ねぇ、ふーちゃん。せーちゃんきーちゃんにも、分けてあげてよね。

見て!このふーちゃんの大きい口!


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