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きーちゃんの学習能力
金魚の学習能力をあなどってはいけない。
ふーちゃん🌈は、私が水槽に手を入れると、手のひらに自分から乗ってきた。ごはんがもらえるとわかっていたからだ。
きーちゃんは、朝のごはんタイムが終わっても「まだごはん足りないよー」と、水面近くでちゅぽちゅぽ音をたてて私を呼ぶ。
でも、それでお腹に空気が入り過ぎてしまうらしく、午後には決まってお腹を上にして浮くようになっていた。
いっときは夜寝るときでさえ、マグの取っ手やチューブで浮いてしまうからだを押さえているような状態だった。
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さすがにこれはないと思う
きーちゃんは、どうやら、わかったらしい。
①ごはん欲しさにちゅぽちゅぽすると、後になってお腹がくるしい。逆さまになるから、それもくるしい。
②ちゅぽちゅぽしても、追加のごはんはもらえない。
③ちゅぽちゅぽ止めたら、くるしくない。
きーちゃんは、今やすっかり音出すことをしなくなった。そして午後に浮くこともなくなった。
おー、きーちゃんすげー、学習してる。
そのことを兄に言ったら、とても残念がっていた。兄のところの金魚もそうやって呼んでいたから。
私も、あの音が聞けなくなって、少し寂しい。