今、つらくて泣いている人はいますか?
人間として生きている以上は、人間と関わらなければならない。
その人間と関わるのが、非常に困難な人もいる。
代表例としては、私だ。
私の特徴としては、
・異常なまでに人の顔色を伺ってしまう
・能力値が低いくせして完璧主義
・とにかく人が怖い
・怖いという感情が積もりに積もってしまうと、体が固まってしまう
今の私の仕事は、一つの事柄に対して複数人で協力して行う業務だ。
その業務を遂行させるためには、もちろんコミュニケーションは必須だ。
わからないことも、確認してほしいことも、一声かけなければならない。
(どの仕事も必要なことなのだけど…)
しかし、その声をかけるというのが至難の業なのだ。
一緒に働いている方は、私よりもベテランの先輩で、遥かに業務内容が多い。
先輩方は常に先を見て行動して、忙しい日は止まっている瞬間さえもないように見える。
そんな状況下で声をかけることができない。
声をかけないで、できたふりをすることが仕事上一番良くない。
失敗をすることで、先輩の仕事を増やしてしまう。
私の臆病な心のせいで先輩の仕事を増やしてしまうなんて、不本意極まりないはずなのに、どうしても声をかける一歩が出ない。
今つらくなってしまっている原因としては、他の業務についても、エネルギーを吸い取られているということもある。
だが、やはり1番のつらさの原因は人の顔色を伺ってしまって、ずっと心臓がドキドキしながら仕事をしていること。
そして、そのつらさと同じくらい「みんなつらさを抱えながらでも、仕事をこなせている」と他人と比べてしまうことが、またつらい。
人間なんて、産んでくれた人も違う、育ててくれた人も違う、出会ってきた人も違う、そもそも生まれ持った能力が違う。
つまり、できることが違う。
そして、この広い世界、できないことだけではなく、できることだって散らばっているはずなのだ。
できることの数が少なくても。
それでも自分への期待と、未来の生活について考えると、どうしても目の前のことに囚われて、できない自分を責めてしまう。
一つできなかったら、全部ができなくなるわけじゃない。
今、目の前のことができなくなってしまったら、できることを探してみる。
呼吸をする。
まずは、それでいいのかもしれない。
背伸びをしない。
背伸びをしない私が見つけたことに、力を注げばいいのかもしれない。
呼吸をしよう。
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