憧れのツェルニー•ソナチネ開始
小学校4年生の頃親が突然アップライトピアノを買ってきてそこから2年くらいピアノを親に習わされやっていた時期があったが、当時はピアノ弾くのが嫌で嫌でしょうがなかった。
当時の我が家はマンションで角部屋だったけど、音が隣近所におそらく丸聞こえだったので、自分の下手くそな音を周りに聞かれるのが恥ずかしかった。騒音で怒られるんじゃないかと子供心に恐怖だった。
それに男のくせにピアノなんて女々しいことやってられるかと本気で思っていた。
当時野球もやっていたけど周りにピアノやってる男子はいなかった。
今にして野球もピアノも自分の大きな財産になっている。親には感謝しかないのだけど、当時は全くそんな事感じるべくもなかったのだ。
結局自分のピアノはバイエルを終える前に親に申し出て辞めてしまった。
しかし、そんな子供心にもこれ弾けたらカッコいいというかなんか上級者の証だと感じてたのがあってそれが”ソナチネ”だった。当時の自分にはソナチネはもうピアノガチ勢がやるものという認識で自分なんかは到底手の届くものではないと思っていた。ソナチネアルバムにはいわば憧れていたのだ。ピアノを辞めて音楽とは無縁の生活を20年以上送ってきたからずっと子供の頃からその思いは引きずり更新されないままであった。
結婚して子供が産まれてピアノを子供にやらせたいと言うことで電子ピアノを買ってから細々と練習を再開をして途中中断を挟みながらもなんとかブルグミュラーをクリアしここ最近次のピアノ教本を探していた。
自分がピアノで弾きたい曲はむしろポップス系がメインなので色々悩んでいたが、子供の頃憧れていた
ソナチネアルバムとツェルニー30をやる事にした。
クラシックの音楽性や基礎技術をもう少し体系的に学ぶのも悪くないと考えたのと、あまり王道から外れると教えてくれる人がいないと言うのもある。それに王道だと動画などで参考になる動画が豊富にあるのが良い。
とりあえず向かうべき道も目の前にやるべき事があるというのは凡人にとって非常にありがたい。
子供の頃の憧れソナチネとツェルニー。なんかピアノ弾いてる実感がして良い。
この気持ちを忘れずに毎日コツコツやって行きたい。