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凹んだ7月とそこからの学び

7月は仕事でかなり凹みました。たくさん泣きました。おかげで目が脹れまくっています。たくさん泣いた甲斐があって、自分が進む道が整理できました。そこまで行きつけたのは、多くの人のアドバイスがあったからです。それは会社以外で私がこの上期に蓄積してきた「社会関係資本」でつながった皆さんです。サードプレースって本当に大切ですね。まさに私の心理的安全性が確保された場所です。自分にとっての居場所はここにあると思っています。


 

全く進まないと焦っていた自分がいた



会社でワークライフバランスを進めようとしています。これが全社的な取り組みにならない。困っている人が複数いて、有志で考えた改善策を「全社的に」やりたいと上司に懇願するも「趣旨に賛同する人で」と言われ「なぜみんなでできないんだろう・・・」と立ち止まってしまいました。

みんに口々に言います「ワークライフバランスはいいことだ」と。「だから有志の委員会で提案を重ねてほしい」と。私は「みんなでやること」にこだわりました。なぜなら個人で進めるには限界があるから。

でも大事なことは「ありたい姿に近づけること」。ありたい姿は「みんなが生き生きと働けること」。であれば、『「やっていい」と言われているんだから全員にこだわらず発信したらいいのでは』とアドバイスを受けました。

『「なぜうまくいかないんだろう」「どうしてわかってもらえないんだろう」と思ってる時は、その人やその問題点と対立している。そこが問題ではなく「ありたい姿に近づくためにどうしたらいいか」を考えるべきですよね』ともアドバイスを受けました。


なるほど~でした。

ちっとも進まない・・・とめげている自分がいました。

でもとっても進んでいるじゃん!と励ましてもらえました。

「だってやっていいと言われているんだから!」と。

『目標が北極点ぐらい遠いところにある時はちょっとの前進も目標点にはまったく近づかないから全く進んでいないように思ってしまう。でも、時にはスタート地点を振り返ってみると、こんなに進んだんだ!と実感できる、振り返って進んだ距離を確認すると自信が持てますよ』というのが師匠からのとっても心強い励ましでした。


こういう気づきは会社にいたらありませんでした。

会社を否定するつもりはまったくありません。

みんなもどうしていいのか困っているからです。

きっと上司も困っているはず。

答えは小さな「会社」だけでは見つからないのです。

外での新たな居場所を作ることはとっても大事だと実感しました。


プロティアンキャリアから学ぶ「キャリア資本」

プロティアンキャリアとは

キャリアコンサルタントの勉強をする中のキャリア理論の一つに「プロティアンキャリア論」があります。

プロティアンとは「変幻自在」という意味。プロティアンキャリア=変幻自在なキャリア=キャリアのハンドリングを自分で持つ=キャリア自律するということです。これはダグラス・ホールの「プロティアンキャリア論」を法政大学の田中研之輔教授が現代版にアレンジしたものです。私はこの考え方がとっても腑に落ちました。

だからといって自分勝手にキャリアを形成するわけではなく、会社との関係性はとっても大切です。

自分でキャリアのハンドリングを持つということは、キャリア戦略を立てることが大切で、アップデートし続ける必要があります。

そこで大事になるのが5つの「キャリア資本」です。

・ビジネス資本(知識、経験)

・社会関係資本(人的ネットワーク)

・経済資本(貯金、資産)

・時間

・情報


この中で社会関係資本が私はとっても大切と思っていて、かつ簡単に蓄積することができ、同時にビジネス資本や経済資本の蓄積につながるという素敵な資産です。

とってもおすすめ!社会関係資本とは

社会関係資本とは人とのつながりです。ここでいう人とのつながりは「人脈」とは意味合いがちがいます。

社会関係資本は「橋渡し型」と「結束型」があります。

「結束型」=人が生きる上で基盤となる家族、兄弟姉妹、親戚関係、学生時代の友達など。ここを増やすことは限りがありますよね

そこで自分の意志でどんどん増やせるのが「橋渡し型」

「橋渡し型」=ジャンルを超えた緩やかな人間関係。SNSのつながり、コミュニティなど。テーマをもったSNSのつながりやコミュニティに加わる、仕事関係で共通した課題に取り組むネットワークで発信を積極的にしていくことで自己ブランディングにつながるわけです!

正直SNSで知らない人とつながることに抵抗を持っていました。
でも目的があれば、自分を助けてくれる存在となり、居場所ともなりえます。

私はこの「橋渡し型」でつながった皆さんが、仕事上での困りごとに対して力になってくださっています。仕事上でなかなか賛同を得られず相談できる人がいない時に、同士ととして悩みをきいてもらえる、アドバイスをくれる、まさに私が欲している「共感」「励まし」をいただけるわけです。

まとめ

私は「共感」「励まし」をずっとほしくて、同じように困っている人に寄り添える立場になれたらとキャリアコンサルタントの資格を取りました。

仕事をして誰にも相談できずに自分のキャリアについて悶々とし続けている人は大勢います。そんな人たちの心のよりどころになれたらいいなと改めて思った7月でした。

自分がやりたい仕事が明確になったこの1か月。

8月はそろそろアウトプットを小さく始めようと思います。

やりたいことが明確になると前に進める「未来志向」の私。

自分らしさを取り戻せてよかったと思っています。
自己分析もとっても大事ですね。

(写真は私が住む長崎の風景。観光スポットのひとつ「眼鏡橋」です)

タナケン先生の最新刊です。ワークが盛りだくさんです。







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