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タイプロ、木村拓哉参上
色々な意味で「SMAPに救われた人生」を送ってきた。
10年前の自分に、今の状況を話しても、絶対に信じてくれないだろう。
解散の事も、事務所の事も、中居正広の事も……。
そんな中、「菊池風磨」「佐藤勝利」「松島聡」の三人が、以前は考えられもしない挑戦を行なっている。
「ある人物が彼らの見学に」
そのテロップを見た時、
「あっ、やっぱり来たか」と直ぐに感じ、期待通りに現れた木村拓哉。
いきなりの入り方も彼らしく、ラジオ番組での「timeleszとの約束」を正直に行動するのも良い意味で、正に木村拓哉そのもの(笑)。
唖然とする一同に続ける事を促し、二回言った「水を入れて」のアドバイスは、timelesz3人に最後に伝えた「水が用意されているのが当たり前と思うのは勿体無い」にさりげなく繋がっている感じ(邪推かも知れないが、この言葉は「かつての盟友」にも伝えたかったのかも知れない……)。
1回目のパフォーマンスを見た後の感想で、timeleszの3人の振りに対して「入ってない」は、菊池風磨構文に対する木村拓哉なりの巨大なブーメラン(笑)。
客席にいるみんな(ファン)を意識する様3人に伝え、それの感染を候補生4人に期待する指導方法(鏡に写るNOSUKE先生の大きな頷きが印象的)。
その効果をすぐに褒め、更に勝利くんを少し弄って緊張を笑いに変えるムード作り(「俺のせいにするなよ」と笑いをとるのは、お約束)。
「3人の誰かが落ちる?」のボケは、NOSUKE先生が言っていた「誰も入れねえ」に対する「候補生達が成長した今」なら言える返し。
「自分の見え方」より、「ファンからの想い」に全力で応えようとする、ファンと一緒にパフォーマンスを創る、その姿勢。
曲ごとに「役を演じる」という考え方(それぞれの曲の世界観を理解すると同義語)。
今のプロダクションに対する世間の目をしっかりと把握して、それについて述べ、候補生達に感謝し、「3人をこれからも宜しくお願いします」と間接的に視聴者にも伝える、その紳士的な表現方法。
この回を何回も観て、この人がエンタメ界でトップを走り続ける「現役」である事を実感出来て涙が止まりません……。
木村さんが言っていた通り、みんなで過ごした時間は(現行の3人も)、大切な栄養になっていると思います。
彼らの幸せな未来を祈っています。
そして、この「地ならしからのスタート」が「うまくいく」を、願わずにはいられません。