競馬感想3 22/11/26~22/11/27
1.京都2歳S
僅差でグリューネグリーンが勝ち、今年のホープフルSは更に混沌と化したと思います。ラブリーデイは産駒重賞初制覇ということでめでたいです。
3着馬は後ろから伸びていたのでグランヴィノスは3着内は確保したかったです。素質馬ですが現時点で重賞では足りないと思うので今後の成長に期待ですね。
2.ジャパンカップ
戦前はメンバーが集まってないと言われていましたが、各馬が死力を尽くしたすばらしいレースだったと思います。レース展開はユニコーンライオンの国分優騎手がスローで逃げて、上位人気の馬が外国人だらけなのでまさにヨーロッパの競馬のようなタイトなレースとなりました。
追切り評価で話したとおり、ヴェラアズールは京都大賞典から一段上げてきた印象で、加えてムーア騎手の絶妙なタイミングの追い出しでサンデーの人気馬2頭の間を突き抜けました。
実力最上位のシャフリヤールは強い競馬をしましたが追い出しが早くなった分勝ち馬に差されました。枠も響きましたがこのメンバーなら勝ちたかったというのが陣営の正直なところでしょう。今回のベストポジションで競馬をしていたヴェルトライゼンデが3着。一番惜しかったのはデアリングタクトで詰まっていなければかなりの確率で2着はあったと推測しますが、前が空くかどうかは運次第なので仕方ありません。
ヴェラアズール:体質(おそらく足元)が弱くダートで走っていた馬が芝転向で大成するという平成初期を思わせるような馬が今の時代で見れたことは心が躍りました。エイシンフラッシュ産駒ということにも注目しなければなりません、やや重めとはいえキングマンボ系なのでもう少しやれてもいいとは思っていましたが、急にGⅠを勝つ馬を出したことは驚きです。5歳馬ですがまだこれからだと思うので更なる活躍を期待したいです。
3.京成杯
トウシンマカオはNHKマイルCで本命だった馬で、負けて強しの内容だったので非常に期待していましたが、早くも重賞を勝ってくれてうれしいです。血統面でもテスコボーイの父系を繋ぐような活躍を期待しています。キルロードも短距離最強の18世代なので舐められすぎだと思いましたが見事に2着でした。「こっちの馬券を買っていれば」という情けない言い訳をしたくなるような結果でしたがレース内容はとても満足しました。