タラコの玉の間攻略30 連帯狙いで打つ
さて、今回の卓のメンバーは雀豪1 雀豪1 少し強めの雀豪。
こういう時は毎回のように連帯するというのが玉の間攻略の秘訣と前回解説した。その手前、是非連帯を狙って打ちたい。
東1は上家が1000/2000の自摸上がり。
東2は3900の上がり。
この局面での3pチーせずが消極的。チーして4s打っておくくらいだった。
結果下家に自模られ
東4局はまさに四面楚歌。この9s放銃はやむを得ない。
南1局
流れに乗った下家がこのドラを力強く自模り上げる。
続いて、1本場。
うん。9pだったね。これは良くない。
南2局
5sからモータルは立直推奨。私はここで8s単騎選択。雀聖卓ならこれでもダマだが、7s 9sが3枚見え。ぬるい打ち手なら余裕で放銃する8s。さて、対面はどうか。
対面は粘ってきたものの8sには手をかけなかった。
さて、神視点で見ている皆さんには、この対面に待ち受ける展開は想像に容易いだろう。
さてこの局面タラコの理論ではなく、感覚が素早くポンと反応した。
それは同卓者がこのポンに対して絞らないであろうことやこの七対子が簡単に聴牌しないだろうという私の感覚が判断したのであろう。山を見てみると、七対子の方は張ってそうになかった。普段ならまずしないポン。
この辺の手順がタラコオリジナルである。
さらに4pカン。自分の打点上昇だけではなく、他家の打点も上げるが、これも、横移動率が高そうなこの卓では認めようという私の感覚的判断。
理論を超越したタラコの選択。
先ほど見事な止めをした、対面が当然上がる。これが道理。
道理に逆らうものには正義の鉄槌が。
そして、4位が1位になる大どんでん返し。なら、1位が4位になる大どんでん返しもあるのだ。それで3位だった私が2位になって2位の上家が3位になれば、面白いじゃないか!!それを現実にしようじゃないか。私が2着を取ってやる。見事な対面の上がりの連続に私の闘志に火が付いた。
世の中闘志次第で変わる配牌もあるのだ。
絶対満貫にするその思いで3s4sの単騎コロコロを選んだ。3sから切ったのは
万が一の4sが出たら跳満それだけだ。どうせどっちにも上りはない。
この時おもった。君だねと。心の中では7m単騎と思っていた。4mなんてありえない。
クールな滝川夏彦の申告に対し、心は昂っていた。
そしてこの2対1は1が先にいるのが道理なのだ。予定調和のような2着浮上。
オーラス。
フフフ。その赤5s咎めてやんよ。ポン!!私はゾーンに入っていた。
勝ちました。2mは4枚丸ごと生きている。
牌が勝者に私を選んだ。
そして上家が跳自摸。
さて、誰かがばかげた夢の話をしてたよな。着順を丸ごとひっくり返しちまおうって。それがな、今、現実になってんだよ。
現在のポイント2207 通算成績10-8-6-6 平着2.27