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タラコの玉の間攻略 part7 疑心暗鬼の功罪


この半荘。私はラスってしまった。2223334 7戦目にして初めてのラス。なのに 今までコツコツためてきたポイントがすべて失われてしまった。なんならマイナスである。

私は上の手をリーチとした。しかし、親の対面の直近10戦の成績を見てみると

明らかな天国モードである。私はそれをわかっていてリーチといった。麻雀が麻雀であるために。


この結果には全く驚かなかった。その時点で私の疑心暗鬼は始まっていたのかもしれない。


モータルも打3m

そして自模られと横移動を挟み、悪魔の東2局を迎える。
上家は副露率29%なのに、白のカンまでしている。河自体は普通である。
しかし、大事を取ろう。4mポン2m自摸切りを頼って打3m


上家の次の自摸は1mあと1巡堪えれば未来は変わったのかもしれない。

そして、なんと3mにロンの声。この河でホンイツ!?2m自摸切りよ!?
そこからは私は疑い深くなった。


ここで、上家の6sチーにかかった時間の長さから4578を疑い打8p 
ここでは、下家が清一色を上家に放銃


ちなみに打5mなら下家が3sを重ね2巡後に自摸。

ここで私も打3sとし、対面に放銃。


そして、この選択が私の生死を分けた。
先にいっておくと、モータルは4m 70% 2m 30%

普通に考えればドラの含むシャンポンは上がりにくい。24の形も、3の待ちとあんまり、強くない。しかし、5mを引くと36mになる。
しかし、2m待ちは強い。カンとかでドラが一つ増えれば7p自摸で跳満。
いろんな思考がかけめぐった。そして、私は、打4mとした。

しかし、当時の私にいいたい。この流れで7pで上がれることは100%ない。(実際対面が対子)だから4枚と2枚でどっちを選ぶかって話だ。しかも5m引けば8枚!!AIにかぶれて天才的感性を失ったのか!!
私の怒りからもわかる通り、この選択は考えうる中で最も最悪なシナリオを描く。

あっさり出る3m


全人類が打つ5s

そして、私は飛んだ。そして、悟った。AIには勝負の流れが理解できない。人の心が理解できない。だから、AIと同じうち筋を目指すことでは真の最強にはなれないのだと。そもそも、それが私がモータルとの一致率95%超えのrook7氏等のコンテンに勝ち越している理由だったではないかと。
私は昔からコンテンキラーであった。それは、理論が感性ことへの最後のアンチテーゼとして、私が存在しているということと同義である。あそこで間3mに受けれない奴が理論麻雀へのアンチテーゼとしてやり続けられるだろうか。否。この敗戦は私のAIへの向き合い方を大きく変えることとなった。
今回の-208ポイント 1693→1485  
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