ドイツで作るレバノン料理 #1
私の生活でもっとも幸せを感じるお料理時間のことも少しずつお伝えしていこうと思います。
レバノン生まれの夫から教えてもらい、そして、レバノン滞在中にベイルート在住の義母とも一緒に料理して覚えたので、我が家では普段の家族の食事として頻繁に調理するのがレバノン料理です。
我が家では、日本食、レバノン料理、そのパスタ料理などのイタリアン、そしてベトナムやタイ料理も作りますが、特にレバノン料理は子供たちは幼少の時から普通に味わってきています。
我が家は、他ではあまり例のないインターナショナル食堂です。
私のお友達も子供のお友達もよく我が家に来て、特に珍しいレバノン料理を味わうことが多いです。
こういったドイツに住んでいる人にとってはレストランでしか味わえない、いやレストランでも味わえないようなユニークなご飯ばかりなので、それをネタにお友達や同僚を我が家の食事に招待することも多いです。
今日ご紹介するレバノン料理は、塩漬けされたブドウの葉っぱに、ご飯、刻んだトマト、パセリ、玉ねぎ、レモン汁、オリーブオイルとお塩で味付けというシンプルな中身を入れて巻いて、お鍋で蒸した、いわゆるオリエンタル寿司みたいなお料理です。
通常は、塩漬けされた葡萄の葉っぱを塩抜きして使用しますが、採れたて旬の葡萄の葉っぱたちがマーケットで手に入ったので、そちらを利用してみました。↑緑の色が新鮮であると、かなり鮮やかです。
こちらは、蒸すときに鍋の下に敷くスライスしたジャガイモで、これがレモン汁とオリーブオイル、そして野菜の旨みで煮ているためにとても美味しい。
一般的に日本では、この料理のような葡萄の葉を使用した料理は地中海料理やトルコ料理やさんのメニューにあるかもしれません。
味はレモン汁入りで少し酸味があるため、中東の暖かい気候の中でも日持ちしそうな料理といえます。
しかも、今まさに人気のヴィーガン食で、お米とトマト、血液をきれいにしてくれるというパセリをふんだんに使用しているので、健康的なお食事です。
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