ポリフィアのコンサートに行ってきました・ドイツベルリン
ポリフィアは、アメリカ・テキサス出身のインスゥルメンタル・プログレッシブ・メタルバンドです。
日本では知る人ぞ知る?バンドなのかな。
日本でも今年5月末にも、東京・大阪でコンサートが公演されたようですから、知名度あるバンドかも。
私がコンサートにまで行く理由は、我が家の長男がこのバンドのコンサートに行くよ、と見せてくれた動画で、特にバンドのギターリストティム・ヘンソンのギター演奏の才能と容姿と眼差しに一目惚れ(写真右側のギターリスト)。
そして彼がギターを弾く時のエレガントさが好き。
おそらく、彼はギターと一緒にお腹の中から生まれてきた。
そして、コンサートのステージでは、細くて柔らかい容姿なので、まるでスーパーモデルがロックを演奏している雰囲気(妄想)にときめいてしまいました。
そして、ポリフィアはロック、メタル調にスペイン調のギターをミックスした曲もありで、ユニークだと思います。
私はロックコンサート好きで、さらにスペインのフラメンコギターのようなアコースティック曲調ギターが元々好きなので、まさに私の好みのバンドです。
私は音楽ジャーナリストではないので、インストゥルメンタル機材については無知なのですが、そのバンドが他と違う部分は、使用している機材もどうやらすごいらしい。
確かに、コンサートでは曲によってさまざまなインストゥルメンタルを使い分け。ギター事情に比較的詳しい長男はこのこともチェック。
そして、ロックコンサートでは通常、演奏開始前に同音楽ジャンルの売り出し中の前座バンドがPRとして、30-40分ほど演奏するのですが、機材音、ギターもドラムも音もテクニックも違いすぎる。
私にでもその違いがわかるくらい、前座のバンドとの差がありました。
これはまるで、TV番組の「日本の芸能人格付けチェック」みたい。
「どちらが15億円のストラディヴァリウスと30万円のバイオリンでしょうか?」みたいな。
コンサートはベルリン市内のその武道館というような大ホールではなく、古いライブハウス的な会場で行われ、もちろん全立見席、これがまたいい感じなのです。
ライブ中は、危険行為とも認識されているダイブ(他の観客の頭上に乗って運んでもらう行為)は、特にステージ中央前で盛んに行われており、さすがドイツ!、無茶しない程度でみんな楽しそうに、でもなんとなく頭で考えてダイブしていました。
ドイツもコンサート会場のセキュリティーとか、イベント開催の法律や基準などさまざまありで、結構厳しいけど、こういうところは放任してくれる。
それはまるで、自分の子供が危険なことするのは心配だけど、可愛い子には旅をさせろ的な感じ、「楽しむならいいよ」、って感じで、さすが自由な街ベルリンらしいな、と、感じるひとときでありました。
昨日の夜、大量のエネルギーをチャージすることができて、まさに「いま、ここ」なコンサートを思い出しながら、今日も1日をスタートしています。