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2024年9月スリランカ旅行2 コロンボ街歩き。トゥクトゥクのボッタクリに遭う。ガンガラーマ寺院、シーマ・マラカヤ寺院など。

 スリランカに到着した翌日。187番のバスに乗って空港からコロンボ市街にやってきたところ。

 ちょっと話は変わるけど、スリランカに行って感じたのは、案外日本人もいるな、ということ。スリランカに向かう飛行機にも自分以外に日本人が何人か乗っていたし、スリランカの街中でも時々日本人らしき人たちを見た。日本人にとって案外スリランカは身近な国なのかもしれないなと思った。

 それからもう一つ、スリランカの人たちは、ありがたいことに、けっこう親日な感じだな、とも思った。日本語を話せる人や勉強をしている人に時々出会ったし、日本に留学していた人や、日本に行ってみたい、という人にも出会った。日本に親近感を感じてもらえるのは日本人としてはありがたいし、ぜひ日本に来てみてほしいな、と思うのだけど、どうして彼らは遠い日本に行きたがるのだろう、とも思った。一つ思ったのは、スリランカでは日本のJICAが活躍したりして、博物館を建てたりしているから、日本のイメージがいいのかな、と思った。まあとにかく、旅行者としては、親日の国を旅行できるのは楽しいし、何より旅行しやすいから、助かる。

 187番のバスはコロンボ、ペターのバスターミナルに到着した。

猫に出迎えてもらえた。
ロータスタワーが見えた。
フォート鉄道駅前を通って、フォート地区にあるホステルへと向かう。
ホームをのぞいてみた。
道中なぜか電話のモニュメント。
左の建物が、C1 コロンボフォートホステル。ここに2泊しました。

 C1フォートホステルは1泊2300円ほどと格安だったが、施設や設備はとても綺麗で、快適に過ごすことができた。おすすめできるホステルかと。

 ホステルにチェックインして、自分のベッドを確認して、スーツケースを置いて、少し休憩してから街歩きに出かけた。

 少し歩いたところで、男が声をかけてきた。男はC1ホステルで働いていて、たまたまそこから出てきた私に声をかけた、と言った。詳細は忘れてしまったが、今日は特別な日で、お祭りみたいのがあるからお前はラッキーだ、連れて行ってあげるから一緒に行こう、みたいな話になって、今にして思えばマヌケな私はついて行ってしまった。このトゥクトゥクで行こう、みたいになって、トゥクトゥクに男と二人乗車して、走り始めた。

 しばらく走ったあと、トゥクトゥクは一旦停車した。ここのお寺は有名だから写真を撮ったらいい、というので、ヒンドゥーテンプルの写真を撮った。

男に促されて撮った写真がこちら。

 またしばらくトゥクトゥクで走り、しばらくして停車した。男は、こっちだ、みたいに案内をするのだが、とりあえずトゥクトゥクに料金を支払おうと思って値段を聞くと、12000ルビー!との事だった。日本円で約6000円ほど。まあ、もう気づいてはいたが、男とトゥクトゥクはグルで、ぼったくりだった。今走った距離ならば、多分通常ならせいぜい600ルピーくらいで済みそうなところ、12000ルピーはボリすぎであろう。

 私はムカついて、それでも少しだけ動揺して、男に2000ルピーだけ支払ってさっさと歩き去った。男たちは、おい、待て!みたいに声をかけてくるが、歩き去る私を追いかけてくることまではしなかったので、そのまま彼らとはおさらばできた。

 後になって考えてみると、2000ルピーも払わないで、1000ルピーだけにしておけばよかった、と思ったけど、まあ仕方がない。これも授業料だと思うことにした。以降、声をかけてくるトゥクトゥクはほぼ全てがぼったくりであろうということがわかったので、軽くスルーするようになった。
 皆さんも、スリランカ、特にコロンボのトゥクトゥクはぼったくりが多いので、くれぐれも気をつけてもらえたらと思います。向こうから声をかけてくるトゥクトゥクには絶対に乗らないで、暇そうにしているトゥクトゥクのドライバーに自分から声をかけて料金交渉に持ち込むのが適切なやり方かと思いました。

 さて、トゥクトゥクを降りた場所をスマホで確認し、また街歩きを再開した。少し歩いたところに有名なお寺があるみたいだったので、そこに向かった。
 到着したのは、Gangarama Temple、ガンガラーマ寺。

Gangarama Temple

 東南アジアの国々と同様に、スリランカでもお寺に入るときには靴を脱いで素足で入る必要がある。入り口横の玄関のようなところで靴を脱いで裸足になる。靴下は履いていても脱いでもどちらでも良いが、脱いだほうが良い場合もある。この時は雨が降って濡れた地面を歩いたりもしたので、靴下は脱いでおくのが正解だった。自分は基本的にはいつも靴下も脱いだ。

 インドやスリランカの人々は普段からサンダルを履いている人が多く、お寺での靴の着脱は楽である。彼らは地面を素足で歩くことに対する抵抗があまりないみたいで、素足のままで普通にその辺を歩いていたりする。野外で。日本人の感覚からすると、ちょっと汚いような気もするけど、まあ慣れてしまえばどうということもない気がする。この辺の、衛生感覚の違いというか、大袈裟に言えば大いなる自然に対する態度の違いというか、これは日本人とは少し異なる気がしていて、軽いカルチャーショックを受ける日本人もいるであろうと思う。

 考えてみると、自分も子供の頃は普段はサンダルを履いていた。外を裸足で走り回って遊んだりもした。それが大人になるにつれて、地面は汚い、と思うようになって、あまりサンダルを履かなくなった。精神衛生上インドやスリランカの人々と現代の日本人とで比較してみると、インドやスリランカの人々の方がより自然に近い形なのかな、と思う。うつ病や、精神的に病んでしまって引きこもってしまうような日本人は、さっさと日本を離れた方が良いと私は本気で思っている。日本で悩みの種になっているようなことは、海外に出てみると割とどうでも良いことだったりするから、それに気がつくためには一度海外に出るのが良いと思う。

 話は脱線したけど、とにかくガンガラーマ寺を見学した。

さりげなく自撮り。
途中雨が降ってきた。
雨が降った後には晴れ間が戻った。
巨大な仏様。
ガンガラーマ寺の見学を終えて外に出てきた。

 お寺の近くにコロンボシティーセンターというショッピングモールがあったので、中に入って休憩した。

ショッピングモール内で食べたランチ。
ジュースがうまい。

 ショッピングモール内はエアコンが効いていて休憩にはもってこいですな。スリランカにはコンビニがないので、エアコンの効いた涼しい場所を探すのに割と苦労した。暑さに弱い私。

シーマ・マラカヤ寺院(Seema Malakaya Temple)。ショッピングモールの向かい側にある。

 Seema Malakaya Templeの見学を終えて、さて、どうやってホステルまで戻ろうかと思った。多分バスに乗れば早いのだろうけど、まだどのバスに乗れば良いかわからなかった。午前中ぼったくりにあったので、トゥクトゥクに乗る気にはなれなかった。というわけで、少し距離はあるけど、ブラブラと歩いてホステルまで戻ることにした。

ロータスタワーは遠くからでも見えるので、ランドマークとして現在地の確認に役立つ。
鉄道駅があった。
巨大なタワマンが聳え立つ。

 途中、One Galle Face Mallという最近できたばかりのショッピングモールで休憩したりしながら、ホステルを目指した。

日が暮れてロータスタワーが目立っている。

 ホステルまで戻って、この日の観光は終了となった。

 今回は以上になります。

 最後までご覧いただき、ストゥーティイ!(シンハラ語で、ありがとう!の意味。)

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