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「今年の漢字」は猫

早いものでもう年の瀬。
つい1ヶ月前まで何だか汗ばむような日もあり、暖かいと言うより暑い?秋の日々が続き、どうなることやらと思っていた。
でも、やっぱり寒くなるんだなぁ。

「今年の漢字」は「金」だそうで、
オリンピックの金メダルは嬉しい話だけれど、裏金の「金」って何だかなあ。
で、私の「今年の漢字」はと考えてみた。
考える間もないか、「猫」だ。
公園から突然いなくなった茶トラの子を探して、当てもなく歩き回り、導かれるように金眼銀目の白猫と出会い、そしてそこから思いがけない展開が始まった今年。
白猫のいた飲食店の敷地内で、保護猫団体の猫川さんに手助けしてもらい、5匹の猫をサクラ耳にした。
更に、そこで産まれた子猫8匹を保護してもらえた。
8匹のうち6匹はずっとのお家が決まって、まだ決まらない子も、初めて迎える冬は暖かいお家の中。本当に嬉しくて、猫川(仮名)さんには感謝。
2匹の兄弟子猫と一晩過ごし、その2ヶ月後には、2週間近く、いっぺんに5匹のチビ達の面倒を見る羽目になったりと、目まぐるしくも楽しい日々もあった。

猫川さんも言っていたが、猫は何だか不思議な生き物なんだと思うことが度々あって、私はやはり、そこに呼ばれたのだろうと確信している。
呼ばれちゃったんだから、行かなきゃしょうがない。
サクラ耳の5匹には、毎日会いに行っている。
何とか厳しい冬を乗り越えてもらいたくて、せめてもの暖かいハウスをと、工作下手な私だけど、頑張ってみたりしている。
悲しいお別れもあったし、色んな懸念もたくさんあるけれど、今出来ることをするしかない。


本当に今年は年明けから猫、春も猫、夏も猫、秋も猫と猫尽くし。
来年の年末も、「今年の漢字」もやっぱ「猫」だったねえと言っていそうである。
お外の猫達の厳しい暮らしを思うと、満面の笑顔でとはいかないだろうけど、それでも笑ってそう言えたらいいなと思っている。
頑張ろう。

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