雨の日に自分の分身たちに会う
私は雨が好き。
傘に落ちる雨音のリズムは落ち着くし、イヤな感情も洗い流してくれる。
最近、精神的に参っているので、海が見たくなる。
ネットで見つけた、「海の見えるカフェ」に、土砂降りの日に行ってみた。
予想通り、カフェは空いていた。
大きな窓から横浜港が見え、たくさんの船が行き交っている。
でも海は暗い灰色。
そんなことは、どうでもいい。海が見えたらいいんだ。
カフェは、真ん中の大きなテーブル席が空いていた。たぶん、一番眺めがいいそこに座った。
ほんとは端っこの隅の隅が良かったんだけど、どの隅にも先客がいた。
こんな土砂降りの日に、わざわざこんな人気のないカフェ来るんか?
と思ったけど、なんか自分の分身みたいに見えた。
他の隅っこびとも、みんなぼんやりとひとりで海を見ていた。
辛いことあったんかな〜
大丈夫、そんな地球規模で考えたら鼻くそみたいなことやぞと、言ってやりたい。
あ、それわたしか。
また今日も気付きがありました。
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