本当は弱虫なのに、カッコつけたがるメリットとは。
かっこつけた時、その時だけ向けられる「尊敬風」な眼差しと、「すごい」という言葉がもらえるだけ。すごい一瞬。
私はこの一瞬のためにかっこつけていた。
この一瞬が私にとっては必要だったんだろう。
本当の自分の全てを受け止めて欲しいし、自分の全部を知って欲しい。
なのに、カッコつけちゃうのってなぜ?
本当は仲間に入りたいのに、「1人でいるのが好きな自分」を演じ、本当は怖がりなのに「平気だよ!」と言ってしまったり…
・仲間に入れない自分は人からどう見られているのだろう、「うわ1人でいる」と思われているに違いない。→1人が好きだから、1人でいるんだよ!→「リリーちゃんは1人で行動できてすごいね!」→違うんだよぉ。寂しい…誰も私を好きじゃないんだ(自分から勝手に孤立する)→大人になってから人に執着する。
・分からないと言うことは恥ずかしい。→分かったフリをする。(何でも知ってるリリーちゃんすごいになる。)→もっと分からないと言えなくなり、分からないまま大人になる。→大人になって恥をかく。
上記はほんの一部の例。
なぜこの行動をとっていたか、
「恥ずかしい思いをしたくなかったから」
「バカにされたくないから」
「否定されるのが怖かったから」
大まかにこの3つだと思う。
恥をかきたくないし、すごい人と思われたいし、私を知る全部の人に認められたかった。
この生き方は結構しんどくて、嘘の自分にならなきゃいけない時があって、、、いやそれも本当の自分なんだろうけど、、、
カッコつけてしまうことで、自分の弱さを隠すことで得る物って、「距離」なんですよね。
私が欲しかったのは「近さ」なんだけど、それをすることで、「人が遠くなっていく」事に気づいたのは大人になってから。
(余談:私は蠍座なので、狭く深く人間関係を築く、それに、一度好きになったらものすごく深く関わりたくなるタイプ。なのに…)
そんな自分の殻が最初に割れたのは、今の彼と出会った時。
自分と真逆の人で、人からどう思われようと知らん!関係ない!という人だった。衝撃!!!!
この人といたら、私は自分に自信が持てる。と思った。この人といたら、私は強くなると。
そして、彼にはカッコつけることをしなくても大丈夫だと思わせてくれた。
そしたらどうしたもんか、私は「全部お世話してほしい人、可愛がってほしいし、わがままを許してほしい人」と初めましての自分が出てきた。
「え?リリーってこんな人だった?」と親が驚いていた。
わぁ、初めまして私。これからよろしくねNew me!って感じ。
でもね、そんな簡単にカッコつける自分は手放せませんでしたよ…
大人バージョンは
・「分からない」と言って、分かってるのに本心を話さない。→否定が怖い
・「良い妻、良い母」になろうと頑張る→認められたい!褒められたい!
全然New meになってないのよ!笑
振り出しに戻るなのよ!笑
さてさて、振り出しに戻った私は、イロさんと出会います。
弱い自分を見せてる風な事はできるけど、なぜ弱いのかを探られないように防護服は着たまんまの私を「全部本当のリリーちゃんだからそれで良いんですよ」と包み込む。
「それを受け止めた上であなたはどうしたい?」と。
私は、可愛がられたいし、お世話されたいし、褒められたい!!
↑そうだった!これだった!
しかも、自分がしたいことだけやって褒められたい、可愛がられたい、やりたくないことはお世話してもらいたい。
この思いは、イロさんのコーチングを受けて自分を深掘りしないと出てこなかった。
・嫌なことをしてこそ褒められる
・妻、母なんだから家事育児はして当然だし、それでこそ認められる
・人から「否定されると決めつけているだけ」
この3つの思い込みをコーチングで剥がしてもらった。
イロさんのサポートのもと、思い込みに気づいて、剥がしたって感じ。
それ以降、私は
「もっと可愛がってほしいから〇〇頑張るね!」と公言してから行動して、
「今は〇〇したくない」と言い、
「分からないから助けてほしい」とお願いできる人になった。
それに伴う家族の変化がどうなったと思いますか?
何と夫も娘も非常に穏やかに、私を見守り、助けてくれて応援してくれるようになりました。
否定の言葉はなく、何も言わなくとも私を大切にしてくれていると感じられるようになり、見守ってくれていると感じられるようになりました。
まさか、こんなふうに変化するなんて。。
カッコつけることはたまには必要だと思う、自分を鼓舞するためにもね。
だけど、普段から必要以上に頑張らなくても、周りの人たちや環境は、私を愛してくれていると感じることが何よりも大切だと、そしてそれを信頼することが大切だと、半年間のコーチングで学び得ることができました。
「世界を信頼するんだよ、私たちが思ってるより世界は私たちに優しいから」
イロさんからもらった言葉を忘れずに、
可愛がられながら自由に好きなことをして生きていく。
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