視点を変えると見えてくるもの とも孫の日記
おはようございます♪
とも孫です。
気づいたらあっという間に
土曜日ですね。
最近、切実に日々の時間や
人生の時間の大切さを実感しています。
とも孫の日記は
ジャンルに問わず、私の独断と偏見で
お題をチョイスしています。
皆さんの新たな『気づき』にお役に立てれば幸いです。
どうぞ、お茶でも飲みながらゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。
今日お題は『視点を変える』です。
中村朱美さんの著書『売上を、減らそう。』の所感をnoteしていきます。
中村朱美さんの著書『売上を、減らそう。』は、業績至上主義からの解放をテーマにした一冊です。この本は、経営者としての新しい視点と、働き方改革に対する深い洞察を提供しています。以下は、この本から学べる主なポイントをまとめてみました。
1. 業績至上主義の限界: 中村さんは、従業員を犠牲にしてまで追うべき数字はないと主張します。これは、売上のみを追求する経営からの脱却を意味しており、従業員の幸福と会社の利益を両立させる新しいビジネスモデルへの移行を促しています。
2. 100食限定のメリット: 「佰食屋」は1日100食限定の国産牛ステーキ丼専門店として知られています。この限定性が、フードロスの削減、経営の簡素化、そして従業員の早期退勤を可能にし、結果として従業員の満足度を高めることに貢献しています。
3. 働き方の自由: 売上を減らすことで、従業員は定時で帰宅でき、プライベートな時間を充実させることができます。これは、ワークライフバランスの重要性が高まっている現代において、特に重要な考え方です。
4. 多様性の尊重: 中村さんの経営は、シングルマザーや高齢者など多様な人材の雇用を促進しています。これにより、社会全体の多様性を反映したビジネスモデルが構築されています。
5. 経営の透明性: 「佰食屋」は、売上を目標にしない企業として、社員に明確な責任と役割を課しています。これにより、社員は自分の仕事に対する責任感を持ち、会社全体の目標達成に貢献しています。
6. 持続可能なビジネスモデル: 中村さんは、利益追求のために多店舗展開や長時間労働を強いる従来のビジネスモデルに疑問を投げかけ、持続可能な経営を実現するための新しい方法を提案しています。
7. 経営革命の実例: この本は、小さな定食屋がいかにして経営革命を起こしたかの実例を提供しており、多くの経営者や起業家にとって参考になる内容となっています。
以上のポイントは、『売上を、減らそう。』から学べる教訓の一部に過ぎませんが、現代のビジネス環境において、経営者や従業員が考慮すべき重要な要素を示しています。中村朱美さんの経営哲学は、多くの人々にとって新しい働き方や生き方のヒントを提供しており、今後もその影響は広がり続けるでしょう。
ちなみに
現在の「佰食屋」に関する情報は以下の通りです。
経営理念: 佰食屋は、売上を増やすことを目指すのではなく、「100食売ること」をコンセプトにしています。これにより、従業員の働きやすさとフードロス削減を実現しています。
営業状況: 佰食屋は京都市内に4店舗を構え、従業員は18時までに帰宅可能で、モチベーションの向上とダイバーシティ経営を実現しています。また、2024年3月1日からはWEB予約が可能になり、2023年10月からは火曜日と水曜日が定休日となっています。
社会的影響: 佰食屋の経営モデルは、業種を超えて大きな注目を集めており、経営や働き方の新しい選択肢を提示しています。
フランチャイズ計画: 以前はフランチャイズ計画があったものの、現在はその計画を中止し、カレー専門店「佰食屋1/2」も閉店しています。
これらの情報は、佰食屋が持続可能な経営と従業員の幸福を重視するビジネスモデルを維持し続けていることを示しています。また、新しい働き方や経営の形を模索し、実践している企業としての姿勢が伺えます。佰食屋の取り組みは、多くの企業や個人にとって参考になる価値があるでしょう。
とも孫でした。