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マレーシア備忘録❸ クアラルンプール編

KLにいる間に歩きたかった場所たち
マレー人の街とはいえ中華文化もインドもしっかりあった
チャイナタウンに関しては世界中飛び回って、ない場所を探す方が難しそうな気がしてくる笑

まず一番左から クワイ・チャン・ホン「鬼仔巷」
橋の先は大きくない、どちらかといえば狭い空間戦前から残る100 年余りの歴史を持つ古い建物がざっと並んでた
壁には壁画アートが描かれてて
絵のテーマはチャイナタウンの黄金時代とされる1960年代、だから結構煌びやか
壁画アートってどことなくペナン島の街並みを連想させる

正面はスリ・マハ・マリアマン寺院
スリ・マハ・マリアマン寺院を見て小さい頃好きで仕方なかったチョコスプレーを思い浮かべた
前日の寝不足のせいではなくそのカラフルな色使いと高く積み上がったソフトクリームのようなボリューム感によるものだと思う
この寺院はインドの南側から伝わった、石造寺院である「ドラヴィダ様式」という様式で市内最古、最大のヒンドゥー教の聖地
聞いた話だけど
1月〜2月に行われるタイプーサムの大祭では2頭の牛が神様の像を引いて、私が次の日行ったバトゥ洞窟まで行進するらしい
バトゥ洞窟までは電車を使っても1時間?くらいそこそこ時間かかったけど、その距離を牛が、?
一見、気の毒にも見えるけど牛を大切にしているからこそ任せる大役なのかもしれない

最後に右側の写真はチャイナタウン
プタリン通りを中心として、チェン・ロック通りJI.Cheng Luckからバライ・ポリス通りまでの一帯がチャイナタウン
私は日本で神戸と横浜の中華街に行ったことがあったけど、比にならない長さと活気に圧倒された
確かに植民地時代からの古い町並みが続いているんだけど、その隙間に迷路のように細い路地があって
あっちこっちから客引きの声が飛び交う
写真でもわかるようにチャイナタウンにはインド人もマレー人も西洋や東アジアからの観光客も歩いていてまさに人種のサラダボール状態

これらが歩ける距離にあることが文化が混在した都市の何よりの証拠

マレーシアを歩いていて交通看板や案内板の至る所にジャラン「jalan」という表記を見つけた
〜通りの通りもジャラン
それに友達たちは夜市に出かける時やふらっと市場に誘ってくる時に「jalan jalanに行こう」と声をかけてくる
そう言えば日本の旅行系雑誌にも聞き覚えがある
後半の街歩きの間、わたしの頭の中はjalanに支配されていた
彼らが教えてくれた 「じゃらん」の由来は「道」らしい
調べてみるとインドネシア語の「jalan」から 来ている言葉だった
ちなみに誘い文句の「jalan jalan」で「散歩する」「ブラブラ出かける」「旅行する」の意味になるらしい
旅行誌も看板も全部一気に意味がわかってスッキリした
日本でも馴染みある言葉をマレーシアの地で、知れたことが嬉しい


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