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マレーシア備忘録 最終日

帰国の日朝から友達が「いいもの見せてあげる」と骨董市?のようなものに連れて行ってくれた
場所の名前もわからなかったけどそこそこ大きな市
色んなものが売っていて30分くらいは私も夢中でまわった
けどマレーシア人の骨董市愛はすごかった、とにかくずっと見てる
ここだけの話、関西人じゃない私でも「誰が買うねん」と突っ込みたくなるものばかり
それだから飽きずに面白いんだけどそんな何時間も物色するものかと聞かれると私の答えはNOかも笑
以下誰が買うねん市


なんでもあり
もはや商品と持ち帰り袋とゴミ袋の見分けがつかない笑


これは旧札たち、なぜかリンギットも売られてて友達が偽物だって言ってた


こういうパターンもある
暑くて死んじゃいそうで心配


結構朝早いけどたくさんの人で賑わってた


待ちぼうけた後、ペナンで1番行ってみたかった同姓一族の桟橋 Traditional Clan Jettiesへ
クランは「一族」、ジェティは「桟橋」
現地の子は向かう前に少し臭いけどいいか、と聞いてくれたけど私はそんなに匂いが気にならなかった
ここは中国人移民の水上部落
周一族の桟橋(Jetty Chew)、陳一一族の桟橋(Jetty Sin)、林一族の桟橋(Jetty Lim)、李一族の桟橋(Jetty Lee)などが連なる
各集落の入り口には「姓李橋」や「姓林橋」とアーチ状の看板
それをくぐると今も普通に家族が暮らしていて至る所から線香の香りがした
集落のある場所は、海の上、元々は政府が荷降ろしや材木置き場として開発してて
そこに中国系移民が住み着いて日本でいう不法占拠のような形で小屋が増えていった
19世紀後半まで水や電気などはなかった
この独特な一族の暮らしっぷりが今でもみれて面白い


これは李一族の桟橋(Jetty Lee)の入り口


海に浮かぶ寺玄母殿


マレーシア最後の食事は友達みんなと食べた
帰る日の前日クアルンプールで会った友達がペナンまで見送りに来てくれてだから彼らも一緒に昼ごはんを食べた
みんなで食べるともっと美味しかった
思い出の味、ナシ・カンダーNasi Kandar
ペナン発祥のインド系ムスリムのご飯
店には色んな種類のおかずがあって店員さんにこれ!とかそれもう少し少なくして!とか言いながらトッピングを選ぶ
カレーはバンジル(つゆだく)で注文するのがメジャーで私のカレーもこぼしそうになりながら運んでくれた
カレーというより皿の薄さがこぼれそうな原因な気もしたけど笑

バイバイ、ペナン、ナシ・カンダーNasi Kandar

この後みんなが空港まで送ってくれて
取ったはずのチケットがないやらトラブルに遭いつつも
大好きな人たちの笑顔に見送られて飛んだ


帰り、月が綺麗に見えた

10日間、ここに書ききれないほど色んなことが起こった
言語が上手く伝わらなくて友達とコミュニケーションがうまく取れなかったり
「マレーシアのダークサイドを知ってるか」って悲惨な歴史を聞かせてもらったり
わかってたことだけどお腹壊したり
人生初めての人種差別にあったり
忘れられない景色があったり
友達と夜中まで話したり
旅の中で知り合ったたまたまの人たちや泊めてくれて案内してくれた友達のお陰旅
関わったどの人にもありがとうを言い切れない10日間
色々自分でこなしたことでこの先どこの国でも行けそうな気分にもなった笑
味わったマレー半島
3度目に訪れる時はボルネオ島に行きたい
北はブルネイ、南はインドネシアと接するボルネオはマレー半島とまた全然違って新しいマレーシアを見れるんだと思う
まだまだマレーシアを好きになっていく自信が湧く


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